土肥金山“世界一の金塊”の時価総額が一気に高騰 展示開始時の5倍以上にここまで跳ね上がったワケ(静岡県)



静岡県伊豆市にあるテーマパーク「土肥金山」にある世界一の金塊。その時価総額がいま、跳ね上がっています。その額、展示を開始した17年前の5倍以上。いくらまで上がっていると思いますか。

「土肥金山」にある世界一の金塊。何が世界一かというと、その重さ。金塊の重さ250kgはギネス記録に認定されています。そのお値段は・・・
<廣田昭由記者>「こちらの大きな金塊です。このように触ることができるんです。そしてこの金塊の今の時価、なんと22億円ということです」
時価相当額22億円!2005年の展示開始当初は、およそ4億1千万円でしたが、現在はおよそ5倍にまで価値が跳ね上がっています。
<来園者>「すごいねーかあちゃん。これこれ。下からも触れる」22億円だそうですよ?「うわーそんなするんだ。すごいな〜22億円!」「ちょっと実感ないですけど」「きもちいいね、大金持ちになれそうだ」
 価格高騰の背景には、金は「有事に強い」資産とされ、コロナ禍やウクライナ情勢による影響で、金の人気が高まったことや世界中で取引されるため、国際指標はドル建てで、円安ドル高が進んだ結果、円に換算した時の価格が上がったなどが挙げられます。
<土肥金山 勝呂淳さん>「大変な金額になりました。話題に取り上げられていいんですけども、金相場は世界情勢が不安定になると上がるので複雑な心境です」
<滝澤悠希アナウンサー>「このように金の価値が高まっているわけですが、一般的な金の相場はどうなっているんでしょうか」
静岡市葵区の「タカラ堂」では、ジュエリーや時計を販売する傍ら、金の買い取りも行っています。
<タカラ堂 植松宏高常務>「(1g当たりの金の小売価格は)20日、8969円で過去最高値を更新した」
金の相場は2022年に入ってから上昇を続け、こちらの店が扱う地金の4月20日の1グラム当たりの小売価格は8969円で、記録の残る1973年以降、過去最高を更新したということです。金の高騰による影響も・・・
<タカラ堂 植松宏高常務>「できれば(値上げは)避けたいが、金相場を見ると仕方ないと感じているところ」
タカラ堂によると、この状態が続くようであれば、金を使った腕時計やアクセサリーも少しずつ値上げせざるを得ないとのことです。

#LIVEしずおか 4月21日放送

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です