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[mokuji]目次
- あらすじ
- ネタバレ
- 感想
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あらすじ
よしながふみさん描く男女逆転大奥、この2巻では、物語の根幹である『赤面疱瘡』が蔓延していく様子から始まります。
関ケ原の戦いが終わり、徳川幕府が盤石の態勢を固めていたはずの寛永9年(1932年)、謎の病が若い男ばかりを狙い打ちするかのように広まり、それは『貴賤』なしに、ありとあらゆる人々を脅かしていくのです。
冒頭で衝撃的に描かれるシーンの中には徳川家光の重臣として暗躍していたとされる『知恵伊豆』こと松平信綱の息子が、そして春日局の目の前で、将軍徳川家光までもがその病に罹患し、息を引き取ってしまうのです。
当時、家光は世継ぎを残していませんでした。それはすなわち、徳川幕府の存続そのものが危ういという、国がひっくり返る事態だったのです。
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ネタバレ
その6年後。若く美しい僧侶が京から江戸に向かって旅をしていました。
彼は万里小路有功(までのこうじありこと)。高貴な公家の三男ではありましたが、市井の人々のために出来ることはないかと出家した彼は、修行を重ねて慶光院の院主となり、江戸城へ跡目相続のお礼言上にと登城したのです。
そんな彼を見つめていたのは大奥総取締の春日局でした。家光の乳母として、大奥において絶大な権力を振るっていた彼女は有功を軟禁し、供の者を殺してゆく手を阻みました。
戦国の世を生き抜いてきた春日は目的のためには手段を択ばない冷酷な老女だったのです。彼女は有功を見初め、家柄も血筋も、その美貌も申し分ないとして、将軍家光の小姓となるために還俗を迫ったのです。追い詰められた有功は還俗を承諾し、ただ一人残された従者の玉栄を伴って、大奥に上がるのです。
そこは、不思議な世界でした。世間では『大奥』と言えば将軍のために数多の女性が集められていたはずの場所でしたが、しかし、有功が見かけるのは男ばかり。しかも屈強な侍ばかりだったのです。
いぶかしむ彼の前に現れたのは、男装の少女『家光』でした。その年、37歳であったはずの家光が、年端もゆかない少女であったことに呆然とする有功でしたが、その様子に激高した『家光』はさんざんに有功を打ち据えて去っていきます。その少女は、赤面疱瘡で突然死した家光の忘れ形見、千恵(ちえ)でした。
春日局は徳川家の、そして家光の血筋が絶えることを危惧していました。千恵に男児が生まれたら、また徳川家は正しく再生できる、そのために千恵は母たちと静かに暮らしていた屋敷から拉致され、この大奥に閉じ込められていたのです。有功はその『種』として選ばれたのでした。
大奥にいた男らは、みな同様に選ばれて奉公に上がった武家の男たちでしたが、戦乱の時代の記憶が生々しい時代に男として存分な働きが出来ない彼らの鬱憤はそのまま新参者の有功と玉栄にぶつけられます。
重いものを持ったこともない有功は武家の男と同等の稽古を課されて倒れるまで木刀を振るうのです。
どんなに苦しくとも、逃げない。それは有功の矜持でした。
家光は、傍若無人なふるまいを続けていましたが、その裏にあったのは深く暗い哀しみでした。母は家光に手籠めにされて彼女(千恵)を身ごもりましたが、幼い日々はそれでも穏やかで幸せなものだったのです。
それが、父の死によってひっくり返されました。ある日突然現れた男らによって江戸城にさらわれ、長い髪を切られて男の成りをさせられ、あげく、逃げようとして囚われ、自らも手籠めにされてしまうのです。
相手の男を殺したものの、不幸にも授かってしまった娘は死産というむごい経験をして、彼女はいろいろなものを諦めて城の中で息をひそめるように生きてきたのです。そして、それが次の大小の悲劇にも繋がっていくことを、彼女はまだ知りません。
彼女が横暴にふるまっているその向こう側で、どれほどの涙をこぼしてきたか、有功はその本当の姿に気付いた時、彼女を大切に抱きしめました。それは、二人の哀しい恋が始まった瞬間だったのです。
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感想
春日局の老獪さが凄いです。彼女はすべてを尽くして家光を育て上げてきましたが、その彼があっさりと亡くなってしまった時の頭の回転の速さはすさまじいものがありました。
それは、自らが苦難の日々で身につけてきた生き残るための術でした。そして、それはもっと大きな目的があり、人の心や、愛情というものは、その前では些末なものでしかなく、彼女は切り捨てて生きてきたし、周囲にもそうすることを命じてきたのです。
徳川家を存続すること、それが全て。家光(千恵)が大切でも、その彼女にさえ多大な犠牲をは払わせ、強いているのです。
千恵も、すでに彼女に逆らっては生きていけないことをさとり、多くのことを諦めています。そんな中で出会ってしまった有功の存在は、彼女にとっては福音であり、しかしまた次の哀しみを抱える種となってしまうのです。
そして、有功が大奥に伴って来た玉栄。彼は、史実では『お玉』と呼ばれ、後の徳川幕府に大きな影響を及ぼす人物に化けていきます。それはまた、次のお話しですが。
よしながふみさんの画力の素晴らしさは、今目の前にいる人物の描写だけでなく、その人の『成長』や『老い』をつぶさに描いていくことです。今はまだ幼く、懸命に生き抜いている玉栄がこの後どうなるか。人が老獪になっていく様の予感が垣間見えているのです。長い長い大奥の歴史の、ここが原点だったのです。
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