※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
文章のネタバレだけでは少し物足りないなぁと感じているあなた。
U-NEXT(ユーネクスト)ならお得に恋せよキモノ乙女が読めますよ。
恋せよキモノ乙女 4巻のあらすじとネタバレ
9月の、厚さが少しずつ緩んできた頃。
休日に着物でお出かけするのが大好きなOLの”もも”。
椎名さんに恋をして、彼の仕事仲間のイタリアンな伊達男・トトに想いを寄せられるなど、さまざまな感情が行き交う彼女のまわりでしたが、凹んでも着物でのお出かけはやめられません。
おばあちゃんの形見の着物を大切に着こなしながら、次第に自分なりのコーディネイトをするようになっていきます。
そんなある日、ももはサマーウールの地味目のドット柄の着物にスモーキーピンクのドットの半襟を合わせ、ブラウンの帯、ベレー帽を合わせて素敵な秋仕様の余所行きにまとめました。
行き先は阪急百貨店の着物の催事です。
いろいろなお店が出店するブースの中を歩いて気付いてしまった、思いの外自分の着物が地味だったということに…と落ち込みそうになったももでしたが。
イベントタイムでトークショーを始めた笹村絢さんというとても素敵な和服のスタイリストさんのお話に夢中になったのです。
彼女は、以前トトに連れていかれたパーティで、とても素晴らしい装いをしていた人でした。
そのお話の中で、「おばあ様から受け継がれた置物も」という言葉に反応したもも。
帯揚げや帯の組み合わせ、素材の違いで新しい魅力を発見できる、というお話に、ぐっと惹きつけられていきました。
トークショーの後で、たまらず笹村に声をかけたもものことを、笹村は覚えていてくれました。
おばあちゃんの着物を見て着付けを覚え、独学で練習していたももにとっては、笹村の提唱する着付けやコーディネイトはまるで新しい世界が広がったような衝撃だったのです。
試しに、同じ色味で斬新な大きめのドットの帯を合わせ、レースのひらひらした帯揚げの形をつくると、今までの印象が激変する可愛らしさに変身したのです。
(ふわああああああ…ガーリーで、今っぽい!)
おばあちゃんの着物や帯も褒めてもらい、しかし、そこに自分の着物の新たな可能性を気付かせてもらったもも。
「着物は、着る人の数だけ、いろんな組み合わせがある」___それは、当たり前のようでいて、なかなか気づけない事でした。
別れ際に笹村は着物体験のイベントにももを誘ってくれました。
言えにはないような着物で、自分以外の人のコーディネイトを楽しむ、という夢のような企画です。
この時、ももは大好きな椎名に借りたハンカチを返すタイミングを逸して連絡できずにいました。
笹村と着物たちに勇気をもらったような気持ちになり、椎名にメールを送ろうとしたその時、もものスマホが鳴動しました。
それはトトからの着信だったのです。
仕事で日本に滞在しているトトは、もものことがお気に入りで、日本文化が大好きなこともあって、着物で逝けるデートを誘ってくれるようになりました。
今回は和歌山のパン屋さんへのドライブデートです。
なんと、かれはそこに運転手として椎名を引っ張ってきていました。
一緒に出掛けることになったももは、ブーツに、ジャムのようなキラキラした多色遣いの幾何学模様の着物を選びました。
ショールとブーツは黒できりっと引き締めて、バッグの中には、椎名に借りたハンカチをぱりっとアイロンがけしてしのばせています。
このハンカチを借りた時、実はももは告白して玉砕していたのです。
椎名はいろんな感情をもちながらも、トトと同じく、紳士的な態度でももをエスコートしてくれました。
そして、ももがチャレンジした着物とブーツとのコーディネイトを褒めてくれたのです。
行列のできる話題のパン屋さんで選びきれずにあれもこれもと買い込んだパンを持って、彼らは一面のすすきの原に繰り出しました。
ピクニックシートと、温かいコーヒー。
青空の下で食べるパンは最高のごちそうでした。
トトは服飾関係の仕事をしており、椎名はそれをプロモーションする立場にありました。
職業柄、トトは桃のことをとても高く評価しており、ももも、彼と出かけたパーティがきっかけで、着物に対する意識がいろいろと変わったのだと実感していました。
恋も大切だけど、着物を大好きでいることも、とても大切。
ももの心の中では新しい何かを求めてチャレンジしようとするエネルギーが満ち始めていたのです。
11月、笹村の招待で参加した着物のイベントには、幼馴染で仲良しの真紀を誘ったもも。
変わらず優しい微笑み出迎えてくれた笹村のチョイスで、思いがけないコーディネイトの着物をまとうことになりました。
ことに、真紀はももの着物隙は認めながらも、自分はなかなか手を出さないままだったという子で、そんな彼女が「大人かわいい」色遣いと模様の着物で大変身しました。
ももはといえば、いつも自分で着付けをしていることから、笹村のてによって選んだ着物を、彼女の手で聴点けてもらうと言う夢のような時間を味わうことになったのです。
今まで考えたことがないような色柄…それはスペインの建築家、ガウディのモザイク壁画のようなイメージで作られた黒地にビビッドなマルチカラーの帯でした。
それにターコイズの帯揚げと、レモンの帯締めという、笹村がイメージしてくれた、ももの新しい世界の色だったのです。
自分ではきっと通り過ぎてしまって、自分のためには選ばないけれど、こうしてみるととてもしっくりくる組み合わせ。
素敵に着付けた真紀と二人で日吉大社へそのままお参りに行ったももは、わだかまっていた真紀との気持ちにケリをつけて仲直りし、二人して「新しいことに挑戦します!」と願掛けをしたのです。
その年の終わりに、ももの姉が嫁ぎました。
彼女は素敵なウエディングドレスでしたが、母は黒留めそで、ももは吉祥文様の大振袖です。
華やかな姉とおとなしい妹でしたが、二人はとても仲良しでした。
引っ込み思案なもものせなかをおっしてくれるのはいつも姉だったのです。
そんな彼女はドレス姿のままでももを抱きしめて言ってくれました。
恋も仕事もなにもかもを見てきた彼女だからこそのはなむけの言葉です。
「もも、離れたって、何があったって、私はあんたの味方やからな」
涙で別れを惜しんだ後は、新郎新婦とその間に立つももの、素敵な記念写真の撮影タイムでした。
年が明けて落ち着いたころ、ももは笹村と奈良ででーとすることになりました。
彼女に、これからのことを相談して観たかったのです。
奈良へ行くのだと言うももは、着物の専門家の前で恥ずかしい格好はしたくない、と悩み抜いた結果、おばあちゃんの泥大島を選びました。
おばあちゃんが嫁入りした時に仕立てたというふるいそれは、今ならももにしっくり馴染む色合いでした。
笹村の起き入りのカフェで、スープとサンドイッチのランチを楽しんだももは、着物を学びたいからやとってもらえないだろうか、とお願いしてみました。
笹村には断れたものの、彼女の師匠の店を紹介してくれる、という僥倖を得て、ももは少しずつ自分らしい人生を歩き始めたのでした。
そのころ、トトは彼女のことを本気で好きになっていました。
もちろん椎名のこと、そしてももが彼に恋をしていることは承知の上で、トトはももに言ったのです。
「一緒にイタリアに来てくれませんか?」
それは、思いがけないプロポーズだったのです。
恋せよキモノ乙女 の最新刊4巻をお得に読む方法
今回は 恋せよキモノ乙女 を文字でネタバレしましたが、やっぱり絵がついた漫画を読みたくなった人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにおすすめのサイトがU-NEXT(ユーネクスト)。
U-NEXT(ユーネクスト)は簡単な登録から31日以内に解約することで、
月額料金1,990円(税別)を支払わずに無料でダウンロードして漫画を読むことができます。
無料期間中の解約は一切違約金はかかりません
【ユーネクストの簡単な会員登録手順はコチラ】
恋せよキモノ乙女 4巻の感想
作者の山崎零さんは、もともと日本画を描いている画家さんなのだそうです。
そして無類の着物好きなので、どのコーディネイトも素晴らしく、とてもチャーミングです。
その全てが、季節と、ももの恋や心を表しているようで、とても素敵。
今どきの女の子にしてはとても奥手な彼女ですが、4巻に至って、少しずつ自分の考えを形にできるようになってきて、とうとう着物を仕事にしたいと考えるようになったのです。
椎名は、恋愛から距離をとっているのも理解できるかこがありましたがそれはももとは関係のないことです。
むしろ、それを承知で間に入ってくるトトはイタリアの伊達男だけあって、素晴らしい気遣いと線れされたエスコートでももをゆさぶります。
でも無理強いはしない。。
あくまでも、ももが考え、選ぶのを待っているのです。
関西お出かけマップとしても毎回秀逸なコースが載っている作品です。
一度手に取ってみてください。
古き良き、ともいうべき恋物語を堪能できますよ。
↓↓↓続きはこちら【随時更新】↓↓↓
恋せよキモノ着物乙女 5巻あらすじネタバレ感想 くらげバンチ
ユーネクストでもう無料で漫画を読んでしまったあなたに|もう一つ無料で読める方法をご紹介
※この特典は、公式サイトから登録してももらえません!
↓ こちらのページから無料登録した方だけの特典です ↓
無料登録するだけで電子書籍の購入に使えるポイント<961ポイント>がすぐにもらえます。
※961ポイントあれば、漫画週刊誌2冊分または漫画単行本1~2冊分が無料で楽しめます。
無料期間の30日以内に解約すれば、実質無料で漫画を読むことができます。
費用もかからず、解約手続きもとても簡単。