※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
半額クーポンが必ずもらえる!まんが王国
「まんが王国」なら月額利用料が無料!
しかも、新作から名作まで3000作品以上の漫画が試し読み以上に無料で読めますよ。
▼今すぐ漫画を無料で読む▼
私(わたし)の幸せな結婚 あらすじネタバレ 9話
雑貨店で買い物をするため、美世はゆり江と同行していました。一人になったとき、香耶が美世に声をかけてきました。香耶の傍らには幸次もいます。このような場所で会うとは珍しいと香耶は笑顔を見せます。美世が反応できないでいると、香耶は悪意を露にしました。どこかでのたれ死にしているに違いないと思っていた、と罵声を浴びせます。
香耶は美世のみすぼらしい格好を笑い、そんな服装をしているのは久堂に捨てられたからではないか、異能を持たない美世が清霞 の家に相応しいはずがないものね、生きているだけでもありがたいと思えと罵り続けながら、傍らの香次に腕を巻きつけるのでした。
窘める香次ですが、言葉を返せないでいる美世に対し、なおも香耶は高慢な振る舞いを続けます。金に困っているなら土下座でもすれば助けてやらないこともない、とまで言われながら、美世は意味もなく謝り続けることしかできません、反論しようと思っても、言葉が出てこないのでした。
美世は、以前の自分とは違う自分に変わったつもりでいました。もう謝るな、という清霞 の言葉がきっかけでした。しかし長年自分を見下し、虐待してきた香耶といざ対面すると、これまでのトラウマのせいか、怖気づいてしまうのでした。
自分は弱くなったのではないか、と美世は考えてしまいます。以前なら、虐待されても凍りついたような心のままでした。でも清霞 やゆり江と接することで、自分の心はかえって脆弱に変わってしまったように思われます。涙がこぼれそうになるのを、美世は懸命にこらえます。そんな姿を香耶に観られたら、さらに嗜虐心を高じさせるだけです。
そのとき、別の場所にいたゆり江が現われました。香耶はゆり江に対して満面の笑顔を見せます。これまでも美貌で人々を惹き付けてきた香耶の振る舞いに、美世は不安になります。香耶の愛嬌に惑わされたら、ゆり江も香耶の味方になってしまうのではないかと怖れたのです。清霞 も、彼女の笑顔の前には自分より香耶を優先してしまうかもしれない、と。
ですが、ゆり江は美世を褒め称えました。将来は清霞 の奥様になる方だと、香耶の前で太鼓判を押してくれたのです。
あてがはずれたのか。香耶は不満げな様子で幸次と一緒に帰ってしまいました。
ゆり江が助け舟を出してくれたこと自体は嬉しかった美世ですが、罵倒されるだけで言い返すことのできなかった自分に対しては失望していました。罵られるままにまかせていた気弱な自分に対し、ゆり江は不満を抱いたのかもしれないと考えます。反論一つできず、卑屈な自分は、清霞 の婚約者にふさわしくないのではないかとまで思いを巡らせてしまうのでした。これまで自分のことを軽視していたはずなのに、清霞 やゆり江の期待を裏切ってしまうかもしれないと想像すると恐ろしくなるのです。そんな風に、卑屈で、おどおどしている自分のことがますます嫌いになってしまう美世でした。
その頃、清霞 は斎森家を訪問していました。目的は、これまで長年、美世を虐げていた斎森家との仲を清算することでした。清霞 は美世と正式に婚約したことを宣言します。ですが、これまで美世を苦しめてきた斎森家に対し、婚約に関連した何らかの利益を与えたくはないとも言い放ちます。結納金を増額するくらいならしてもいいが、美世に対してこれまで虐待してきたことを謝罪してもらう必要があると清霞 は要求するのでした。
清霞 は斎森家のお家事情を熟知していたのです。現時点で、異能を受け継いできた家系としては斜陽の状態にある斎森家としては、少しでも美世の婚姻から利得を得たいと思っているはず。それを見越して、清霞 はこれまで美世を縛っていたしがらみを断ち切ってやりたい、と考えていたのでした。清霞 の要求に対して、斎森は回答を留保しました。
同時刻、不機嫌な様子で斎森家に帰ってきた香耶。ゆり江が美世を慕っているらしいこと、香次も美世に対して同情的であることが気に食わないのです。屋敷に戻った香耶は、清霞 とすれ違いました。清霞 は冷酷な視線を香耶に注ぎます。一方の香耶は、清霞 の美貌に打たれ、身動きすらできなくなってしまうのでした。
私(わたし)の幸せな結婚 9話を無料で読む方法
今回はわたしの幸せな結婚を文字でネタバレしましたが、やっぱり絵がついた漫画を読みたくなった人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにおすすめのサイトがU-NEXT(ユーネクスト)。
U-NEXT(ユーネクスト)の無料お試し期間は簡単な登録から31日間も映画、海外ドラマ、韓流ドラマやアニメなどの人気作品や名作まで見放題です!
無料期間中の解約は一切違約金はかかりません
【ユーネクストの簡単な会員登録手順はコチラ】
私(わたし)の幸せな結婚 9話感想
事態が打開されるようにも見えつつ、問題点も明らかになった回でした。
清霞 は持ち前の冷徹さを発揮して、美世をこれまで苦しめてきた斎森家の問題を解決してやろうとしています。
心から斎森家の人々が反省するとは考えておらず、結納金をちらつかせることでせめて形式の上だけでも美世に謝罪させたいという発想は、現実的でありながら頼もしく思わせるものでした。
一方の美世は、自分自身の心の問題に直面しているようです。
自分を庇護してくれる清霞 、支えてくれるゆり江といった信頼できる人たちを得た今でもなお、自分の弱さを嘆き、こんな自分では、いずれ彼らに見限られてしまうのではないか、と脅えています。
こうした心の動きは、虐待されていた人間が一歩、回復に近付いた頃に現われるものです。
本当の意味で美世が幸せを掴むためには、彼女自身が立ち上がる必要があるのではないかと考えさせられました。
私(わたし)の幸せな結婚 あらすじネタバレ 10話を無料で読む