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目次

  • センゴク権兵衛 最新話166話ネタバレ
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  • センゴク権兵衛 最新話166話の感想

センゴク権兵衛 最新話166話ネタバレ

「遅参大名あり」

秀吉は小田原城を包囲しているとはいえ、年内で陥落される事は不可能だと考えており、来年には妥協なしの降伏開城で決着するつもりだったのだ。

秀吉が各大名や身内へと渡した書状には、弟の秀長に対する労りの文章があったり、浅野長吉に対して城兵助命は言語道断であり、女子供も含めて始末しろという冷酷な文章があったりしていたのである。

この書状から察せられるのは、秀吉は人々に好意を示す一方で脅迫な言葉を放つこともあり、自分に歯向かう場合は情け容赦ない仕置きがされるのだ。

その頃、長吉と前田利家はある人物に対して秀吉に許されるかそれとも罰せられるかはそちらの態度次第だと言う。

そのある人物は独眼竜の異名を持つ伊達政宗だった。

政宗は秀吉と一度面会した際に、顔のパーツを斬りつけられて始末された茶人もいれば、理由は不明ながら金団扇を渡された人間もいると呟く。

利家は政宗を呼びかけるも、彼は利家達ではなく別の方向を見ていた。

政宗が見ていたのは千利休が手掛けた花入れだった。

五月より秀吉は女房衆や芸人を呼んで、長い合戦で疲れているであろう武将や大名達のために慰労の宴を催していた。

更に書院、数寄屋、珍物、見世棚、茶屋、遊女小屋等を設置するアメとムチ政策を行っていた。

「要はのう如何に退屈に耐えるか 楽しゅう遊んだ側の勝ちじゃ」

と秀吉は茶々に言うと、茶々はそれって合戦と言うと秀吉はこれも合戦だと返す。

茶々は武者もそれいいのかと聞くと、秀吉は武士達の時代はそろそろ終わると、自分はもう血を見たくないと茶々に甘えながら言う。

そんな秀吉を茶々は優しく撫で、秀吉は茶々と鶴松のおかげだと言う。

「もしワシがお天道様に力をもろたんじゃとしたらまさに是が天命じゃ ようよう確信した 天下惣無事のためにワシは産まれそもじらに出会うたんじゃ‥‥」

と秀吉は言い、茶々は優しくする。

そして秀吉は今度は竜子の相手をすることになり、彼女は余り茶々をかどわかすような事をするなと注意する。

茶々よりも席次が下の自分に酌をさせたのは競争心や嫉妬を煽っていると、皆秀吉を慕っているから手練手管で虜にしないでほしいと竜子は言うと秀吉は彼女を引っ叩いた。

そして秀吉は無理矢理彼女と行為を行おうとし、竜子は城兵達を始末するのは惣無事に反すると言う。

対して秀吉はこの世で一番日本の未来に対して憂いていると、鶴松が大きくなった時には平和な世の中にしたいからそのために涙を呑んで多くの者達を始末しているのだと言って竜子と行為を行った。

六月になり、秀吉陣営からも抜け出す者がいる中、政宗が会見の支度が出来た事が秀吉の耳に入る。

政宗は奥州を我が物にするために北条家と同盟を結び、北条家にとって政宗との同盟が対秀吉に対する生命線の一つだったのだ。

しかし、政宗は公然と秀吉と敵対するべきか迷った末に秀吉の味方をする事になったのだが、遅参と惣無事令に違反した事で監禁され、処刑も仕方ない状態になっていた。

秀吉は諸将に対して政宗はどうして遅れたのかと聞くと、惣無事令の事に関しては見解の相違であるから時間をかけてでも説得すると、遅参に関しては装束を選ぶためだった。

装束を選んで遅れた事を知った秀吉は田舎大名の癖に都の貴人である自分を前に装束を披露するだとと言いつつ、この場へ呼ぶように命じる。

「はてさて‥禁中から唐・南蛮の服までさんざ見たワシの前に―――いかなバサラ衣装で……」

と秀吉は言うと、白装束を着ている政宗の姿が現れたのだった。

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センゴク権兵衛 最新話166話の感想

装束を選んでいて遅れてしまったとは、流石は伊達者ですね。

如何にも政宗らしいなと思いましたね。

この白装束に身を包んでやって来たのも自分の命は俎板の鯉同然だから、秀吉の手によって如何様にも調理してほしいという覚悟の表れなのだと思います。

次回、秀吉がそんな政宗に対してどんな処分を下すかの楽しみです。

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