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線は僕を描く 最新話2話の漫画ネタバレ
「出会いと、ささやかな予感」
青山は兄弟子となる西濱の運転で湖山の家へと来ていた。
早速家に入ると目の前に千瑛がおり、彼女は目の前の男性が青山だと知ると軽く睨んで湖山はこの奥だと伝える。
湖山からさっきの女性が孫の千瑛なのを知ると薔薇の絵を描いた女性なのだと察した。
絵で人が分かった青山を湖山は褒めると今日は墨をする事を青山にするように言う。
やり方を教えてもらい、美しい墨をする事が美しい絵になる事を教えてもらった青山は墨をする。
それが終わったので湖山に見せるともう1回と言われ、もう1回やる。
それからも何度もやり直しさせられ、やがて鳥を見ながら何て言う鳥かなと呟きながら墨をする。
何時の間にか寝ていた湖山は目を覚ますと青山がすった墨を見ると良い墨になったと褒める。
湖山は自然な力ですれば美しい墨になると言うと、そこから青山の性格を見抜く。
「心を自然に自分の心ばかりと向き合わないで自然を感じてそれらと一緒になって絵を描く それが水墨」
と湖山は青山にそう言うと付け加えるように水墨は孤独な絵画じゃないと言う。
今日は墨をする事だけで終わったので青山は西濱に送ってもらう事になった。
彼の元に向かう中、偶々千瑛が描いているのを目撃し、何を感じながら描いているのだろうと思っていた。
描き終えた千瑛は青山の存在に気付くと何を教えてもらったのと聞く。
青山は墨のすりかたと力の抜き方を教えてもらったが後は分からないと答えると千瑛の目は厳しくなる。
そこへ湖山がやって来ると千瑛はただの素人の青山を弟子にした事が気に入らないとはっきり言う。
湖山は素人だがやがて湖山賞を取る事になると言うと、千瑛は自分は青山に負けると言うのかと怒りを露わにする。
そこへ西濱がやって来たので一旦一触即発の空気は消え、湖山は千瑛に青山を自宅に送るように言うのだった。
千瑛の運転で自宅へと向かう青山だがさっきの事があった気まずかった。
そんな中、千瑛は湖山賞について説明し、今回も薔薇の絵を描いて挑んだが取れなかったと言うと何かが足りないのだと呟く。
「足りないんじゃなくてありすぎるんじゃないんでしょうか」
と青山は言うがすぐに謝るが千瑛は特に気にしておらず、そうかもしれないと呟いた。
そして湖山から貰ったお手本を手にして青山は成り行きで千瑛と共にアパートに入ります。
一応お茶を出した青山に千瑛はここに住んでいるのと聞くが青山は何も言わなかったので色々あるのだと察した。
そしてさっきの気に入らないの話に入った千瑛は気に入らないと言ったのは自分自身の未熟にで感情的になったことを青山に謝る。
しかし、千瑛は自分は子供の頃からずっと水墨画をやって来たのだから青山は自分には勝てないとはっきり言うと何のために水墨画をやるのかと聞く。
青山は分からないと言いつつ、続けていけばやがて水墨画が好きになるはずだと答える。
それから千瑛は黙って去っていったので青山は怒っているのかなと思いながらコップを洗っていた。
「…やっぱり苦手だなぁ あの人」
と一人呟くのだった。
そして家へ戻ってきた千瑛は早速墨をするが青山と湖山の言葉を脳裏に過ぎり、冗談じゃないと呟くが湖山が言っていたのだから冗談ではないと呟くのだった。
この様子を見ていた西濱は自分も兄弟子として気合を入れようとしたが池に足を突っ込んで冷たいと叫ぶのだった。
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千瑛の言う通り、まだまだ素人同然の青山が湖山賞を取るのは不可能だと思いますが湖山は今すぐではなく基本を覚えて、応用を身に着けた時に賞を取ると思っているのではないかと思います。
これからの青山の成長に期待したいと思います。
次回は学園祭の話で、閑話となっていますので前回や今回と違って水墨画からある程度離れた内容になるのではないかと思います。
8：2で8が学園祭、2が水墨画なのではないかと思います。
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