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1日外出録ハンチョウ 67話ネタバレ
「鉄人」
大槻、沼川、石和は今日のご飯を食べに向かっていた。
今、地下の給食長を任されているのはそば打ちが趣味である柳内であり、彼が就任するまでの間粗暴粗雑極まりなかった地下の食事を僅かな予算の中で高い水準にまで持っていった鉄人でもあった。
そんな彼の料理を食べようとしていた大槻、沼川、石和は違和感を感じていた。
料理自身はそれほど変化はないが、何処か繊細さに欠けていて柳内らしくない感じており、沼川は調子が悪いのかと呟く。
「そ‥‥それとも‥‥もしかして‥‥‥‥‥」
と沼川は言うと、大槻と石和は沼川が言おうとしている事に勘づき、顔色を悪くする。
恐る恐る厨房へと向かうと、そこには柳内ではなく繊細さの欠片も感じない見たことのない黒服の男性がいたのだ。
思っていた最悪の事態が起こったと思いながら3人は宮本に事情を聞いた。
「ああ‥‥上からの指示で‥‥‥柳内さん配置換えになって‥‥新しく給食長任されることになったのが‥‥元パチプロの川井だ」
と宮本が答えると、大槻達は絶望した表情をした。
宮本は今週は引き継ぎ期間だから来週には正式に異動になると言うも、大槻達に対してはまたとないバッドニュースであった。
余りのショックで沼川と石和は泣き出してしまい、大槻は彼らをなだめるもこうなるのも無理ないと思っていた。
そして翌日、3人は地上へと解放されるも石和と沼川はまだ落ち込んでいるままだった。
「つらいことがあったら‥‥こうやって出かけるのが一番だ‥‥!いっそ今日は遊園地でも行って‥‥バーっと遊ぶか!?」
と大槻は言うと、2人も納得して遊園地へと向かう。
内部に入った彼らだったが、今日の監視役の黒服が柳内だったことに驚く。
大槻達は彼の元に近寄って、大槻が柳内の配置換え先は監視役なのかと聞くと沈黙が答えと言わんばかりに柳内は黙っていた。
柳内は今日は遊園地に遊びに来たのだから遊べと、自分は監視するからと言って3人を追い返す。
大槻達は言われたとおりにコーヒーカップ、ジェットコースターに乗ったのだが柳内が目に入る度に憂鬱な気分になっていた。
大槻達は飲み物を飲んでいる柳内の元へと向かうと、柳内はもういいのかと尋ねる。
「本当に辞めちゃうですか‥‥?給食長‥‥‥‥」
と大槻は言うと、柳内は飲み物を飲み干してゴミ箱の中へと捨てる。
沼川も何とかならないですかと聞くと、柳内は飯食ったかと聞いたと共に彼らをそば屋へと向かう。
そしてせいろが4つ届き、柳内は食うように勧めたが余りに気が進まなかった。
「‥‥‥そばは‥‥まず何も付けずに‥麺だけを食う‥‥そうしてそばの風味を味わってから‥‥少しつゆを付けて‥‥‥その次は薬味を入れて‥‥食う‥‥‥」
と柳内は言ってから食べる。
食べながら柳内はそんな食べ方は煩わしいと思っていたが、自分で打つようになってから作り手の意図や食べ方の意味が分かったと呟いた。
この呟きを聞いていた3人は柳内の配置換えは覆られないと確信し、そばを食べ始める。
柳内はつまみも美味しいと言って合鴨焼きと玉子焼きを注文する。
食べているうちに何時の間にか柳内料理への熱い思いを語り始めたのだ。
1時間後、酔っぱらったのか大槻達はやっぱり配置換えは納得できないと、川井では無理だと言い出し始めた。
柳内は川井はああみえてどうすれば美味しい料理を作れるかを熱心に質問する気概のある男であり、自分が教える事は全て教えたから長い目で見守ってほしいと3人に頼んだ。
それだけ言いたかったと言って柳内は立ち上がってお会計を済ませ、監視へと戻る。
彼の後ろ姿を見ていた大槻達は黙って頭を下げたのだった。
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1日外出録ハンチョウ 感想 67話
今回の話から察するに、今まで美味しい料理を作っていた柳内から彼の教えを受けた川井に引き継がれる話でしたね。
教えを受けたとはいえ、すぐさま柳内みたいに美味しい料理を作れるとは限りません。
それでも慣れてくれば美味しい料理を作れるようになっていると思いますので、大槻達には長い目で見ていてほしいです。
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