※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
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高嶺のハナさん 41話ネタバレあらすじ
「憧れのハナさん」
イチゴが告白してから日にちが経った。
COP(クールジャパン・オカシ・プロジェクト)企画プレゼン発表前日を迎えている中、弱木は出来上がった企画書を高嶺に見せていた。
その内容は五輪型のドーナツをしているゴリングと言うダジャレも兼ねた命名の商品だったのだ。
弱木はイチゴの事があってこんなものしか作ることが出来ず、こんな企画は駄目ですよねと恐る恐る言う。
「そうよ…!!もう前日なのよ…!?それなのにこんな五輪とかけたダジャレみたいな企画……!!一体何を考えて……」
と高嶺がきつい口調で言いながら見ていると、意外といけると言う好印象を抱いた。
しかし、まだ決定的な何かが足りないと思っており、弱木にこの企画書はどんな気持ちで書いたのかと聞いた。
「えっと……僕…五輪のチケット当選したんですけど……その時観戦中に隣りあった外国の方とおすそわけとかできたら楽しいかなって……」
と弱木が尋ねるとおすそわけと言う言葉に引っかかった高嶺は無言でパソコンを打っていき、弱木は無言で見つめていた。
そして印刷した資料を手に取ると弱木に今からここに挙げた農家に連絡するように言うと…。
「ここからがラストスパートよ!!!弱木君!!」
と高嶺は笑みを浮かべながら言うのだった。
そして仕事が終わったのか、2人は一緒に帰路についていた。
(さすが高嶺さんだ……企画が…すごく良いものに仕上がった……これなら明日のプレゼンも……!!)
と弱木は思っていると、高嶺は別の事を考えていた。
それは弱木の事であり、彼が自己紹介した時の事を思い出していると今思えば色々と困っていたり悩んでいた時、弱木の明るさと真っすぐさによって救われていたと思っていた。
(そんな弱木君と…今こうやって一緒に駅まで帰れるなんて……)
と思いながら駅に到着すると切符を買って電車に乗ろうとしていた。
しかし、弱木と高嶺は行き先が違うので弱木は明日もよろしくお願いしますと別れの挨拶をして去っていく。
(気づいたら頭の中は弱木君でいっぱいになってて……もう…明日で二人での仕事も終わりなんだ…これまでみたいに楽しい時間はもう………)
と自分が乗る電車の元に向かいながら高嶺はそう思っていると、その途中で何かを決意したかのような表情をして急いで踵を返して階段を下りていく。
そして今度は階段を上っていくと、電車に乗っている弱木を見つける。
「弱木君…!!」
と高嶺はこう言って手を伸ばし、弱木の服の袖を掴むと電車から引きずり出した。
これによって電車の扉は閉じて走り出してしまったのだ。
そして2人っきりになると…。
「弱木君のことが……好き……大好き…!!」
と勇気を振り絞った高嶺がこのように言うと、駅員の放送が響くのだった。
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高嶺のハナさん 41話の感想
遂に告白した感じですね。
きっと高嶺はもしプレゼン企画の一件が終了してしまえば、弱木と2人っきりで仕事をすることが出来なくなります。
そして普通の業務に戻れば、他の社員の相手もしないといけなくなりますので弱木ばかりに構っている暇はありません。
おまけにイチゴも弱木を狙っているので、このままなら彼女に弱木を奪われてしまいますのでその前にと決意して追いかけて電車から出して、告白したと言うところなのでしょう。
恋愛に関してはかなり疎い彼女が勇気を振り絞って告白したのですから、弱木が一体どのような返しをするのかが気になるところですね。
次回は、高嶺に告白された弱木が返事を返すのではないかと思います。
先のイチゴの一件がありますので高嶺の告白も自分を異性としてみているのだと察していると思います。
それにイチゴを振ってしまった事でそれなりに罪悪感があったので、もし振ってしまえば悲しんでしまうと思った弱木は彼女の告白を受けるのではないでしょうか。
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