※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
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ギフトプラスマイナス ネタバレ 漫画172話あらすじ
「…前触れ」
ここは桜田が住んでいるマンションの一室。
あのタンカーの一件後、マンションに戻って眠りについていた桜田は廣瀬からの着信の音で目覚めたのだ。
刑事であるため、桜田は余り深く眠る事が少なかったので今日みたく深く眠る事は久しぶりであり、昨日の出来事がまるで夢みたいだったとも思っていた。
(船が沈んだ……加藤さんもリュウさんも曹もどうなったかわからない―――何も出来なかった―――)
と桜田は廣瀬からの着信に出る事なく、心の中で自分の不甲斐なさや無力さを噛み締めていた。
それから時間が経ち、テレビでは昨日の事件がニュースとして報道されている中、桜田は廣瀬から注意を受けていた。
その理由は電話に出なかったからだった。
桜田は謝罪すると、バッグに入れっぱなしで気が付いてなかったと釈明する。
しかしながら廣瀬はさほど気にしていなかった。
桜田から現場を見たのかと聞かれた廣瀬は、一足遅く交通規制がかかっていて完全封鎖されていたと、自分が見る事が出来たのは桜田が撮ってくれた写真だけだと語ったのだ。
それに廣瀬はニュースは曹や加藤の事は報道しないと、行方不明者リストや命を落とした者のリストにも2人の名前は一生挙がらないだろうと言ったのだ。
そして桜田は結局ふりだしかぁと呟いた。
少し間をおいてから廣瀬は桜田に加藤は本当に命を落としたと思っているかと聞くと、桜田はリュウの言葉通りなら既にこの世にいないと、何よりあのタンカーで命を落としたがっていたと口にする。
話を聞いた廣瀬は手持ちの資料を桜田に託しておきながら、自ら命を絶つつもりだったのかと呟くと、どうして生き急いだのかと疑問を呟く。
不意に桜田は資料のほうはどうなのと聞くと、廣瀬は一応解析を進めているが裏付けが足りないのが多いからそろそろ次の一手が必要だと言うと、ある男を呼び戻すといった。
桜田はその男について考えていると、ある男の姿が過った。
「この混乱に乗じて英琢磨を日本に呼び戻す!!」
と廣瀬ははっきり言い放ったのだ。
その頃、タカシの元には愛怜(アイリン)がおり、取引が成功したのかとタカシは聞くと愛怜(アイリン)はそれは加藤の事を指しているならそういう事になると言う。
タカシは昨日のニュースを見ていたのか、加藤は命を落としたのかと親指の爪を噛みながら言うと愛怜(アイリン)は多分と答える。
(お前が悪いんだ加藤―――…お前が僕を裏切ったから―――)
とタカシは一層親指の爪を噛みながらこのように思っていると愛怜(アイリン)が顔を覗いてきたので、随分馴れ馴れしいと、自分の立場が分かっているのかと聞く。
そしたら愛怜(アイリン)は今の自分は誰のものでもないと言うと、加藤は簡単に命を捨てる男じゃないから一足早く逃げたのだと述べる。
この事から曹を裏切ったのかとタカシは言うと、愛怜(アイリン)は臨機応変な対応をしただけだと答える。
ここからタカシは最初から曹を裏切るつもりだったのかと、そっちには仲間意識はないのかと、何処の味方なのだと問い詰める。
対して愛怜(アイリン)は環と同じように自分は解体するための道具であり、利用されるべき部品だと答えると、タカシに一体何を目指していてこのような事をしているのかを正直に話せば、内容次第で力を貸すと言う。
愛怜(アイリン)はタカシ達のように犯罪者をターゲットにしているのではなく、兵士をターゲットにしていて、自らの臓器を自分達みたく躊躇なく分け与えられる者が他人の臓器を扱う資格があるのだとタカシとここへ来ていた環に向かって言ったのだ。
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ギフトプラスマイナス ネタバレ 漫画172話の感想
今回の話から愛怜(アイリン)は自分はただの道具だと言っていましたが、環がタカシ達専属だとすれば、彼女はまるで傭兵みたいな感じですね。
利害が一致すれば手を貸すも、不利だったり利害が合わなかったら裏切るみたいな感じで割り切った性格をしているのでしょうね。
そして最後で2人が出会いましたが、どんな化学反応が起こるのか楽しみです。
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