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彼岸島 48日後 最新話232話ネタバレあらすじ
「降下」
国会議事堂を奪還するために、吸血鬼達が入り口にしてあるトンネルに明達は到着していた。
鮫島はこの下が異形の者達の住処かと呟くと、ネズミはこんなところに入りたくないと叫ぶ。
「なァ明さん あなたたちは女子供も一緒に行動しているがこの先は危険だ 本当に全員この下に連れて行くのか?」
と十条が言うと、ネズミは行く気はないと涙を流しながら言うも勝次とユカポンは行くつもりだった。
そんな彼らに十条は銃を支給し、勝次は鮫島にお前が銃を持つとハンドガンだなと言うと鮫島は違いないと笑いながら言う。
連の車椅子を押す係の隊員は民間人に本来は銃は渡さないが今回は特別だと言い放ち、その言い草に鮫島はカチンと来る。
そしたら行かないと言っていたネズミが銃を受け取っていたので、鮫島は行く気になったのかと聞く。
「くゥ‥‥ユカポンが行くんだもの 好きな娘だけを行かせるわけにはいかないじゃないか」
とネズミは未だに涙を流しながらそう言うと、鮫島は頼もしいと口にし、勝次は何で心変わりしたのか理解できなかった。
そして十条は明に片手でも使いやすいサブマシンガンを手渡した。
そしてトンネルに向かって縄を下ろしていく中、先頭にいる勝次は改めて深いなと呟いたのだ。
連の車椅子を押す係の隊員は腕時計を見ながら、あと2分で爆発する予定だからそれと同時に降下すると言う。
縄を強く握りしめながら勝次はベッドで傷を癒しているであろう左吉に向けて、絶対に蟲の王を倒して帰って来ると言った。
そして別のトンネルが爆発したところで、自衛隊隊員達が一斉に降りていき、明らかに怖がっているネズミと女性のユカポンにとって降下はかなり辛いものとなっていた。
先鋒として降り立った隊員達は辺りを確認して誰もいない事を確認すると、まだ降りていない者達に対して異常なしと報告した。
十条は明達にここは安全だから先を急ごうと言い、明は了承すると鮫島は行動がテキパキしていると感心していた。
その頃、ネズミはまだ降り切っておらず、皆早すぎると叫んだのだった。
そんなネズミが何とか降り立ったと共に明達は洞窟の奥を進み、途中で国会への最短ルートとして横穴に入ったのだ。
横穴はかなりの狭さだったので鮫島は息苦しさを感じており、勝次はこのまま進めば何らかの部屋に辿り着くと呟き、ユカポンは緊張から唾を飲み込み、ネズミは涙を流して震えながら怖いと思っていた。
「この先に奴らの寝床のひとつがある 国会へはそこを抜けないと行けません 今の時間ならまだ寝ている こっそり入って一掃しましょう」
と十条が言うと、鮫島は吸血鬼を起こさないように配慮したのか小声と手ぶりはぶりで返事したのだった。
そんな鮫島の目の前に触手らしいものが現れ、鮫島は怪しいと感じて臭いを嗅ぐ。
その触手は鮫島の目の前だけでなく、先行している自衛隊員達の目の前にも現れており、そのうちの一人は銃でどかす。
そしたら触手が反応して銃を絡めとると、他の触手が現れてその隊員を絡めとった。
横穴の天井には吸盤みたいに張り付いていて無数の触手があり、中央には大きな口を持っている吸血鬼がおり、隊員はあっという間に食われてしまった。
すぐさま隊員達が一斉に銃撃を仕掛けて吸血鬼に浴びせると、息絶えたのか天井から剥がれ落ちて地面に叩きつけらえた。
これが変異した吸血鬼なのかと勝次は言うと、十条は肯定するもこのタイプは初めてだと言う。
そしたら今度は今の銃撃で起きてしまった吸血鬼が向かってきて、十条はさっきの吸血鬼は見張り役だったのだと察する。
吸血鬼は向かってきているが、正確な数が分からず足音しか分からなかった。
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彼岸島 48日後 最新話の感想 232話
先行して一気に主導権を握る作戦が、無に帰してしまった感じがしますね。
恐らく今回登場した新しい吸血鬼は何処かしらにもいると思われますので、どちらにしろバレるのは時間の問題だったのではないでしょうか。
それにこういう吸血鬼を配置していたという事は、蟲の王は人間達が攻めてくる事を想定していたのかもしれませんね。
次回からは目を覚ました吸血鬼達との激しい戦いになって来るのではないかと思われます。
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