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目次
- センゴク権兵衛 最新話163話ネタバレ
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- センゴク権兵衛 最新話163話の感想
センゴク権兵衛 最新話163話ネタバレ
「誇り高く死す」
関東の名門である北条氏の現当主である北条氏直の元に、部下がやって来て懸入から場外の情報が入ったと伝える。
その内容は山中城が陥落したのを皮切りに、足柄、根府川、松井田、松山、西牧、和田、倉賀野、厩橋、玉縄、下田、佐野、箕輪、川越、江戸、金山、館林、壬生、鹿沼の城が陥落した事だった。
しかも玉縄城主が豊臣軍の案内役を務めていると部下は氏康に伝える。
安藤は敵方に城内の情報が洩れている恐れがあると言い、山角は降伏した城主には腹を切らせたほうがいいと意見する。
しかし、氏直は山角の意見には否定的だった。
北条一族の一人である氏房は海道町浜手では焼き働きが起こっていて、民衆にも動揺が起こっていると伝える。
「かくなる上は「降伏城主の自刃命令」のみならず!!民衆の行動をも厳戒なる統制を敷くべきにござる!!!毎日市の高札をばお取り下げを」
と山角は氏直に迫るが、氏直は今の民達は心の余裕を失っていて疑心暗鬼になっていると、粮米のため込みが起これば米余りと米不足の格差による内紛が起こると言う。
それでも山角は引き下がる様子がなく、そんな中で別の部下がお取込み中申し訳ないと言いつつ、来賓が来たと告げる。
「内儀にてお人払い願いたし 各々方ご退出をば」
と部下が言っていたので山角達は去っていき、その代わりに笠原が氏直の元にやって来て、氏直も子細は既に聞いていると彼に言う。
氏直はまずは笠原が逃げださなかった事を褒めると、もし自分だったら既に逃げ出していたと言う。
彼の口ぶりから笠原は自分を赦すつもりなのかと尋ねると、氏直は虎口は既に脱会しているから咎める理由がないと答える。
「一時ともいえ陥ち申した!此度の報が流布すれば北条兵の名を貶むると共に国中に伝播しましょうぞ 民兵はよく戦い諸士もよく戦った 敗因は単に我が失策にござる‥‥」
と笠原は言うと、氏直は失策は処刑する程の罪ではないと宥める。
しかし、笠原は北条家のために誇り高く戦って命を落とした者達を敗者にせずに報いたいと答え、願うのなら今回の虎口での戦いは敵によって陥落させられたのではなく、自分が内応して敵を招き入れた事にしたいと訴え出る。
そうすれば、自分だけが悪役となり、他の者は虎口を懸命に守ろうとして命を落とした事になると笠原は踏んでいたのだ。
「何卒 是は某にとって後生一生の策‥‥「某の悪名が北条の名に資する」是ぞ我が宿願の成就と―――天啓の如く降ってきたのでございます 然して奇異なことにその折御本城様のお心にも繋がった気がしたのです‥恐らくは御本城様も只今某と同様のお心持ちで戦っておられるのではあるまいかと‥‥」
と笠原は言うと、氏直はもうそれ以上は言うなと言う形で止めさせると豊臣家に内通して敵を虎口に招き入れた罪で始末すると言い放ったのだ。
これを待ち望んでいた笠原は祝着至極と言って頭を下げる。
そしたら氏直が突然以前自身の浅慮によって武田家に寝返った事に詫びたのだった。
それから豊臣家に寝返っていた松田憲秀親子は監禁され、同じく内通していて敵を招き入れた笠原は始末されることになったと史実ではなっていた。
しかし、別の伝承では笠原は始末されたという事にされていて、彼は小田原合戦後は出家して僧となり、伊豆国蔵六時を開山して江戸幕府が開かれてから23年後の1626年に命を落としたのだった。
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センゴク権兵衛 最新話163話の感想
今回は珍しく権兵衛が殆ど登場しない話となりましたね。
笠原は虎口での戦いで多くの兵が命を落とした際、その者達の名誉が傷つかないようにあのような案を氏直に出したのだと思います。
一度武田家に寝返っていて、再び出戻ってきて失う物が何もない笠原だからこそ出来る提案なのだと思います。
今回の話で早川虎口攻めの章が終わりますので、次回は新たな章が始まるのではないでしょうか。
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