※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
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モンキーピーク the Rock 13話ネタバレあらすじ
「監獄②」
原を失いながら、懸命に出口を探す早乙女達でしたが一向に見つかる気配が無かった。
しかも水も尽きかけようとしていて、食料もまた尽きかけようとしていた。
「今…12時27分…だから洞窟に入って46時間12分…です」
と残る体力を振り絞った清水がこのように言うと、皆は喋る体力を温存したいのか黙って聞いていた。
阿部はA班である清水、千葉、沼口に休憩は終わったから出口を探すように言うが、沼口は未だ意識が戻らない東に水分を与えており、清水と千葉は立とうともしていなかった。
千葉は清水や沼口の言葉を代弁するかのように、散々探したのに無かったのだから探す意味はないと言い放つ。
「み…見落としがあったかもしれないじゃないかっ あきらめるな!!探すんだっ」
と阿部は言うと、3人は無駄だと思うけどなという表情をしながら立ち上がって探し始めた。
そんな中、木ノ下が空腹状態に陥ったので阿部に何か食料はないかと聞くと、阿部は携行非常食は残り一本で明日の朝8時に配給すると、それが最後の配給になると言う。
配給といっても1人当たり2cmである。
阿部は明日皆に平等に分けると口にし、空腹で思考力が低下しているのか木ノ下はそんな必要ないから今寄越せ都言い放ち、そっちは自衛隊なのだからこういうときは市民を優先するべきだろうと言って無理にでも手に入れようとする。
しかし、阿部は決まりは決まりだと言わんばかりに腕組みしたままだった。
「大丈夫 食い物の心配はまだいらないでしょう それより…問題は“水”今隊長さんに飲ませた分で最後のはずだ 人が水なしで生きられるのは3日が限界 すでに我々はかなり乾いているから…もってあと“2日半”ってとこだろう」
と高橋が言うと、木ノ下は顔を青ざめる。
続けて個人差はあるだろうけど48時間を過ぎれば、誰かが命を落とす事になると高橋は言う。
木ノ下は折角猿を見つけたのにここで命を落としたくないのか、大声で誰か助けてくれと叫んだが空しく自身の声だけが響くだけだった。
項垂れる木ノ下に早乙女は騒いでも無駄だから出口があると信じるしかないと言うと、木ノ下はそんなこと言う前にお前が探せと逆キレする。
言われなくてもと言わんばかりに立ち上がった早乙女は阿部にもう一周り探すと言い、民間人が動くのなら自分もと下柳も同行する。
その際、下柳は木ノ下に自分達は最善を尽くしているのだから何もしてない貴方達は自分の尿を飲む覚悟をしておけと言い、木ノ下は断った。
そんな彼を蔑むような目で見た2人は出口を探しに行った。
61時間34分が経過した後、遂に我慢出来なくなった木ノ下は自分の尿を飲むのだった。
翌日、最後の配給を阿部は行うと食べるなり保存するなり好きにしろと言ったのだった。
更に73時間が経過し、赤崎は麻酔で寝ている猿を撫でながらこれ以上麻酔を打ったら命を落とすと、誰かこの子を助けてと言うも早乙女達は何も反応しない。
しかも東もこれ以上このままなら危険な状態に陥っていた。
阿部と千葉は諦めかけようとしており、早乙女は何処かにあるはずだと言う。
千葉は阿部にどうするんだと叫ぶも、もう策がないのか阿部は何も言わない。
沼口はもう汗も尿も出ないからこのままなら皆時間の問題だと、一番危険なのは血を多く失った吉川だと言う。
阿部は意識を失っている東に自分らはどうすればいいのかと訴える。
そんな中、ぐったりしている吉川は提案として猿を食べようと提案するのだった。
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モンキーピーク the Rock 13話の感想
73時間も水を飲めず、食料もわずかなのだからタイトル通り監獄の中に早乙女達がいる状態ですね。
下柳が言っていた場合によっては尿を飲めと言っていましたが、『銀牙伝説ウィード』の1シーンでロシアの軍用犬に包囲された奥羽軍に属していた甲賀忍犬が尿を飲んでいたのを他の犬が指摘した際、赤目が忍犬は任務のためならプライドを持たないと言っていた事を思い出しましたね。
今の早乙女達はそれくらい追い詰められていると言う事でしょうね。
それゆえに猿を食べようと言う提案を吉川はしたのだと思います。
ただ木ノ下達は猿を無事に連れ帰りたいので、内紛が起こるのではないでしょうか。
\comming soon/