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手品先輩最新話101話ネタバレ

「今日は助手と正志君で実力勝負をしてもらい「次期部長」を決めるわ!」

と先輩は助手、咲、正志に対してこのように言っていた。

その理由は来年には先輩と咲は卒業兼進学をしないといけないので、奇術部には次の代表が必要だったからだった。

助手は来年度の雑用係かと呟くと、緊張で嘔吐してしまってその後始末をしている先輩を思い浮かべていた。

それを察した先輩は今まで自分をそんな目で見ていたのかとショックを受ける。

助手は部長になれば雑用は他にさせればいいと言い、正志もそうだねと言うも先輩と咲がいなくなれば2人しかいなくなることに気づく。

そして今ここに雑用押し付け合戦が開幕したのだ。

先行は助手からになり、べひもす君を取り出した。

「それもう前に見たから別のにして♪」

と先輩が言ったので助手はどっちの味方なんだと突っ込みつつ、始める。

助手はカードの束の一番下の柄を覚え、選んだカードと混ぜる時に覚えたカードの束を上に置き、ざっくりシャッフルした際に覚えた柄の隣をべひもす君を使って当てる手品をしようとしていた。

手品は途中までいい感じに進んでいき、シャッフルしようとしたら空気で飛んできた風船が現れ、トランプは滅茶苦茶になってしまう。

「メンゴメンゴ☆ウサギさん作ったら手が滑っちゃってぇー」

と咲はてへぺろをしながら謝り、助手は何故今やるのかと呆れていた。

仕方なく新聞牛乳の手品をしようとする助手だったが、必要となる牛乳が何処にも無かった。

その牛乳は咲が一気飲みしており、美味いからもう一杯と口にする。

手品はこれでは手品が出来ないと咲を責めると同時に何かを察する。

咲がここまで助手の妨害をするのは正志を部長に据えるためで、彼女の背後にはメデューサのオーラが出ていた。

これで確信犯だと察した助手は先輩に何か言ってと言うと、先輩も目には目を歯には歯をと言って背後には悪魔のオーラが出ていた。

先輩は助手のポケットに手を突っ込んで飛び道具を探すが、何もなかったので四つ玉くらい入れているでしょと言う。

助手は普通の人は二子玉しかないと反論すると、先輩が何かを触ったので助手は触らないでと叫んだ。

そんな中、正志はボックスでボディキャッチをしようとしており、咲は応援していた。

助手は正志にそれでいいのかと言うと、正志は真っ直ぐな瞳をしながら雑用は嫌だとはっきり言った。

そしたら咲が飲んだ際にこぼれた牛乳の一部が床に残されたままとなっており、正志は牛乳を踏んでしまって足を滑らせる。

その際にボックスが助手のモノを挟み込んでしまう。

結果、正志が先に倒れたので助手の勝利だと先輩は言い、咲は文句を言ってもう一回と叫ぶも助手はステッキが折れたから無理だと言うのだった。

「という訳でおめでとう助手!次期部長には先輩とお揃いのマジシャンセット進呈!」

と先輩は言うと、勝利した助手にマジシャンセットを着せるんだった。

咲も良かったねと言ってスマホで写真を撮り、助手は撮らないで下さいと言うのだった。

そしてハトのケンタ達も進呈しようとするが、助手はマジでいらないとはっきり言った。

「私達来週修学旅行だから世話係よろしく!」

と最後に先輩はこのように言い、助手はやっぱり雑用じゃねぇかと叫ぶのだった。