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センゴク権兵衛 最新話154話ネタバレ
「会心の攻戦」
権兵衛が率いる部隊は現在大手前から撤退中ではあるが、権兵衛は一部の者達と共に先に場外へと出ており、本間隊と合流して第三門の兵と対峙していたのだ。
「ご覧を お味方が押しており申すっ」
と堀秀政の陣内で合戦の様子を見ている豊臣関白太政大臣秀吉に対して家臣はこのような事を言っていた。
対して秀吉はどうして北条の兵士達が左側から出てきたのか理解できないでいたので、家臣はすぐさま仔細を申し上げようとしていた。
そしたら秀吉はそれを制すると、外枡の左脇に隠し門があることを見抜き、家臣もその通りだと言う。
それで牢人達は懸命に戦っているのだと察した秀吉だったが、同時にあることにも気づいていた。
「‥‥ん!?‥‥もしやまさか‥‥あの馬鹿〇ぬつもりじゃのうて‥‥付け入りするつもりか!?」
と手で顎を擦りながらこう言っていたのだ。
「怯むなぁ 外枡兵が戻るぞ!!」
と北条軍第三門の旗本隊長を務めている賀来長五郎は旗本達にこのような事を言っていた。
実際、外枡兵が戻っていた。
賀来はこのまま相手の軍勢を押しとどめていれば、外枡兵が横から弓矢を射出して敵を倒す事が出来ると踏んでいたので、旗本達に持ち堪えるように檄を飛ばす。
一方、権兵衛達の元には後詰の軍勢が増えていた。
それを兵士達から聞いた権兵衛はよっしゃと叫ぶと、本間に突撃準備は大丈夫かと声をかける。
本間は問題ないと言うと、後詰の隊は大丈夫なのかと聞く。
後詰の部隊である渡邊達は問題ないと答えた。
陣地から合戦の様子を見ていた秀吉は、一気に攻め入る頃合いとしては十分と判断しており、もし指揮官が自分なら今すぐにでも突撃を仕掛けると言うと、今じゃと言う。
しかし、その前に権兵衛軍は突撃しようとしており、家臣はご明瞭にと言うのだった。
秀吉は自分よりも権兵衛達の方が戦の状況が見えていると呟くと、心の中で懐かしい合戦をするものだと思っていた。
そして権兵衛は大声で、秀吉は心の中でかかれと叫んだのだった。
権兵衛の声と共に軍勢は一斉に突撃し、北条軍は迎撃しようと鉄砲を構える。
これに対して権兵衛軍は犬槍を投げる事で、北条軍に浴びせて混乱に陥らせる。
(流石だぜ 五人暗黙(ダマ)で卑怯な手を‥‥良しっ)
と津田は心の中でこのように思いながら、賀来に狙いを定めて鉄砲の銃弾を放つも家来が身代わりになったので賀来の討ち取りに失敗する。
そしたら盾を持った権兵衛軍の兵士達が現れて、賀来の動きを封じると同時に才蔵が現れた。
「古兵(ふるつわもの)よ‥一騎で戦況を変えるとは‥」
と賀来は呟くと才蔵の手によって首を刎ねられたのだった。
その首は九市郎親子の元に飛んでいき、彼らは敵将を討ち取ったぞと声高らかに叫んだのだった。
北条軍は数の多さで押そうとしたが、指揮をする立場にある指揮官がいないので勢いのある権兵衛軍に完全に押されていた。
権兵衛の軍勢は更に勢いづいて第三の門へと向かうのだった。
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センゴク権兵衛 最新話154話の感想
一時は北条軍に勢いが来ていたようでしたが、今回の事で流れが権兵衛の軍勢の方に流れ始めましたね。
全ては才蔵が旗本隊長である賀来の首を取ったおかげですね。
仮に彼がこの場にいなかったら完全に勝負ありの状況下でしたので、才蔵が権兵衛軍の味方になった時から流れが権兵衛軍に来始めていたのかもしれませんね。
それに権兵衛軍の合戦模様を見ていた秀吉が彼らの頑張りを見て、彼らに勝たせるためにすぐさま彼らの元に増援の兵を差し向ける展開もありそうです。
次回は一気に第三門まで攻め入る展開になるかもしれませんね。
例え旗本隊長であっても、名のある武将を討ち取ることが出来た事で間違いなく勢いはついたと思われます。
なので勢いづいた状態で一気に攻めていくと思われます。
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