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薬屋のひとりごと 登場人物の読み方
- 猫猫(マオマオ):主人公(少女)。花街で薬屋をしていたが森で薬草を探している所を誘拐され、後宮に売られてしまう。
- 壬氏(ジンシ) :後宮を監督している宦官(カンガン)。※宦官とは去勢された男。性格は粘着質で、目的のためなら使えるものは何でも使う。
- 玉葉妃(ギョクヨウヒ) :後宮にいる4人の上級妃の一人。皇帝の子、一人娘の鈴麗(リンリー)を産む。
- 高順(ガオシュン) :壬氏(ジンシ)の従者を務める宦官。
- 梨花妃(リファヒ) :上級妃の一人。住まいは水晶官で、位は賢妃。生んだ男子を死なせて自身も衰弱するが、猫猫の看病で回復。
- 皇帝(コウテイ) :美しい髯が特徴の偉丈夫で、豊満な女性がお好み?壬氏を使い、後宮の妃たちの忠義を測らせている。
薬屋のひとりごと 漫画2巻ネタバレ サンデーGX連載版
1巻のあらすじ
薬草取りに入った森で、人さらいにさらわれて後宮の下女へと売られた猫猫(猫猫猫猫)。
ソバカス顔で貧相な体で与えられた仕事は下働きの下女、でもできるだけ目立たぬように年季奉公を終えて実家のある花街に帰りたいと願う薬師(くすし)の少女であった。
しかしながらその抑えられない好奇心と知識、そして正義感から後宮に起こる事件を次々に解決し、周囲から一目置かれるようになってゆく。
6話 園遊会
肌寒い季節が迫るなか、後宮で調薬ができる生活に満足しながら過ごす猫猫。
周囲は年に二回の園遊会に沸き立つ。
今年は4夫人揃い踏みで後宮のトップが一同に介する場となり、衣装の用意などに余念がない。
翡翠宮では鈴麗公主のお披露目でもあり気合を入れて、猫猫の衣装も新たに仕立てられることになった。
長丁場で寒いと聞いた猫猫は肌着にポケットをつけて温石(カイロ)を入れることを提案し喜ばれるが、そこに現れた壬氏に自分の分もと頼まれイヤイヤ了承する。
そして当日、猫猫も侍女の手で美しく着飾られ出席するが、4貴妃のうち里樹(リーシュ)妃の衣装だけがすこし浮いており、侍女との関係が良くないことが伺われた。
病弱との噂の皇弟は欠席しているが、壬氏が翡翠宮の座敷を訪ねる。
そこで見たソバカスの無い猫猫に声をかけ、人違いだと謝るが、その嫌そうな反応に猫猫と判断する。
聞けばソバカスは化粧でつけたもので、より醜くみせることで男から身を守る花街ならでは知恵であった。
おかげで男からは身を守れたが、後宮に売られることになったと告げる猫猫に、壬氏は珍しく真剣に謝る。
壬氏のせいではないと諦め顔で語る猫猫に謝りながら簪(かんざし)を取り出して刺す。
刺した簪を目ざとく同僚に見つけられ囃し立てられてるところに、水晶宮の侍女たちがやってきて衣装が地味だなんだと言いがかりをつける。
しかしそれとなく化け物扱いされた猫猫であることを気づかせると、慌てて彼女らは立ち去る。
侍女たちの代理戦も恒例で、そばでは里樹妃と阿多(アードゥオ)妃の侍女たちが言い争っている。
阿多は35歳、里樹は14歳で元嫁姑という関係、よく聞くと若い里樹は9歳で先帝の妃になって崩御にともない帝の後宮に入ったという。
阿多は東宮時代から最も長く後宮にいる妃で複雑な関係だという。
はじまったばかりの園遊会に波乱の予感を感じる猫猫であった。
7話 毒見
園遊会で簪をもらうことには人材の勧誘以外の特別の意味があるらしいが、猫猫は特に気にならない。
「これをどうぞ」と大柄の精悍な武官らしき男が猫猫に簪を差し出す。
しばし意味がわからず、ぽかんと見つめあってしまうが、受け取ると李白と名乗った犬っぽい男は他の侍女に声を掛けてゆく。
そこに梨花妃があらわれて「せっかくだから」と猫猫の頭に簪を差し込む。
そして毒見の仕事がはじまり、前菜に入っていた魚が普段と違うこと、隣の里樹妃が苦手そうに前菜を口にしたこと、それを見つめる侍女がいやらしそうに微笑んでいたこと、などから膳が入れ替えられていたことを察する。
膳が進み羹(あつもの、スープ)を口に入れた猫猫はすごく美味しそうな様子で恍惚とした表情になるが「食べないでください、これ毒です」と言い残し席を去る。
水瓶で水を飲みながら久しぶりの毒の美味に酔いしれていると、慌てた様子の壬氏に捕まる。
なんでも美味しそうに飲んだものだから、大臣が飲んで確かめようとしてしびれで苦しんでいるという。
「私よりそちらが先では」という猫猫に「お前が先だろ!」と壬氏は強く言い返し執務室に連れて行く、猫猫はその普段と違う壬氏の様子に幼さを感じる。
自前の嘔吐薬で無事処置をすませ、玉葉妃が毒殺の的になったという話を聞いて、里樹とその侍女を執務室につれてきてもらう。
里樹の左腕に浮かんだじんましんを見せて、里樹と玉葉の膳が入れ替わっていたと指摘し、里樹と侍女にアレルギーは毒と同じで知っていて与えることは毒を与えると同じことだと釘を刺す。
彼女らが去り、肩に手をやってねぎらう壬氏に嫌がりながらも、侍女を同席させた理由は打ち明けなかった。
里樹妃が食べるはずだった羹がそのまま猫猫の下へ運ばれ、手の跡を浮かび揚がらせた猫猫は4人(よそったもの、配膳役、毒見役、犯人)が触ったことを割り出す。
毒見役がイジメのために入れ替えたと知った高順になぜその場で指摘しなかったと問われた猫猫は「毒見役の命は軽いのです」と寂しそうに応える。
報告を受けた壬氏は何かと忙しそうで、子供っぽい顔のまま刺した簪を高順に放り投げる。
”暇人宦官”の持っていた簪には麒麟の透かし細工が掘られていた。
8話 里帰り
園遊会で簪をもらうことは身元引受の意味であり、ともに外出ができると知った猫猫は李白を呼び出し、高級妓女を紹介するかわりに里帰りに連れて行ってもらえるよう交渉する。
後宮を出て3日だけの里帰りができることになった猫猫は花街に行き、予定通りに知り合いの高級妓楼に李白を残し実家で向かう。
実家では年老いた養父が猫猫を迎える。
翌日早々にある妓館で心中未遂事件が起こる、現場を見た猫猫は噛みタバコの葉に原因を求め対処しようとするも、そこにいた養父に止められ酒に毒が含まれていたことがわかる。
「眼の前の可能性に飛びつくのは危険、憶測と思い込みは目を曇らせる」と語る父の偉大さを思い知る。
命はとりとめたものの男の方は他の妓館でも心中騒ぎを起こす評判の悪い男で、妓女のほうが毒を盛って自分は底に沈んだ酒をストローで少しだけ飲んで心中に見せかけたのではと推理する猫猫に、養父は「女の園にある暗い毒は明らかにしないほうが良い」となだめる。
後宮にいる猫猫の身を案じて因果なものだとつぶやく養父。
3日間の里帰りを終え後宮に帰った猫猫は不機嫌な壬氏に呼び出される。
9話 下女の死
義理で簪を配っていた李白を身元引受人にして里帰りしたという猫猫に、自分は義理に負けたと愕然とする壬氏。
さらに対価を自分で払った(知り合いの妓楼で高級妓女との)一夜の夢に大変満足していただけたと伝える。
壬氏は誤解したまま動揺して手にした茶碗を割ってしまい、猫猫もわけがわからない。
玉葉らから簪をもらった相手との外出は逢い引きを意味すると聞いていろいろと納得する猫猫であった。
そしてある日、後宮外の堀から下女の水死体が上がる。
城壁の上から飛び降りたと見られる。
検死を依頼する医師に猫猫が「できない」と断ってると、壬氏もあらわれ事情を説明する。
「人間の身体も薬になると知ったら死体でも集めたがるだろうから一線を超えるな」との父の言いつけを守ってるという猫猫に周囲はドン引き。
医師の手で検死された死体の足は纏足であり、さらに手の指の爪が剥がれていた。
その後園遊会で里樹の暗殺を企てていたとの遺書が見つかるが腑に落ちない壬氏に猫猫は自殺かもしれないが単独犯ではないと報告。
城壁に登るには纏足では難しく梯子を使ったと見られるが、もうひとり梯子を外したものがいたはずだと。
そして人の死について深く考えてしまい、その様子を不思議に思っている壬氏に「死ぬならどんな毒にしようか」と考えてたと答え、「もし私が処刑されるなら処断するのは壬氏さまなので、できれば毒殺にしてほしい」と告げ、さらに何故と落胆する壬氏に
「調子に乗りました、縛り首でも斬首でも構いません」と謝罪する猫猫。
「なぜそうなる」と驚く壬氏。
「平民の命は吹けば飛ぶほど軽い」と返す猫猫。
「・・・そんなことはしない」と下を向く壬氏。
「する、しないではなく、―――できる、できないの話です」と猫猫。
そしてようやく袖を火傷した侍女が見つかる。
阿多妃の侍女頭である風明(フォンミン)であった。
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薬屋のひとりごと 漫画2巻の感想 サンデーGX連載版
二巻になっていろいろ主人公の変人ぶりが暴かれてきた気がします。
基本真面目で巻き込まれ体質でもチート知識の賢い後宮薬師は、ソバカスは偽装、さらに実は毒が好物で死体に至っては触れることを禁じられているなど、びっくりな性質をもってました。
実家のお父さんも出てきました、薬のことだけでなく普通の立派な老人であの猫猫も信頼し尊敬している様子で少しホッとしました。でもまだなんかお養父さんにも裏がありそうですね。
後宮の女官にとって園遊会だけが出会いの場でしかも簪をもらった人とだけ外で逢い引きができるなら、オシャレに身もはいることでしょう。
猫猫も乗り気じゃないにもかかわらず4人から簪をもらうことができ、一番後腐れなさそうな人物を利用して実家への里帰りを成功させます。
この李白も今後も恋の相手になることはなさそうですが、人の良い味方として活躍しそうな気がします。
里樹への侍女たちのイジメは女の世界ならではですよね、里樹をおちこませても自分たちにはデメリットしかないのにと思ってしまいます。
前回水晶宮で化け物扱いされるほど暴れた猫猫も単なるいたずらで吹き飛ぶ軽い命に同情したから今回は穏便に注意だけにすませたんでしょうね。
さて壬氏ですが、毒を飲んだ後の慌てぶりや李白と外出した後の落ち込みよう、この変態薬師にすっかり入れ込みはじめているようですね。
でも宦官(タマナシ)じゃなぁ、そういえば病者な皇弟というのがいるようですが、今後なにか絡んでくるんでしょうかね。
麒麟の簪からしてなにか身分を隠してることは間違いなさそうですが。
ソバカスなしでキレイになった猫猫のほうは壬氏をそれほどまだ意識してないようですが、自分に向ける反応で特別視されていることには気がついても、身分の差がありすぎてそんな気持ちになれてない感じですね。
なんといっても一番美しく描かれていたのは、まさかの毒を飲んだ時でしたから。
身分といえば阿多と里樹、30歳の嫁に9歳の姑なんて、後宮ならではの関係というかなんというか。
そんな関係では一般的な嫁姑の確執の有無を問う以前に、孫のような嫁をもらう皇帝はどうなんだと思わざるを得ませんし、同情どころか想像も難しい世界ですよね。
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薬屋のひとりごと 3巻ネタバレと感想
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