オープニングは、亜也が書いたと思われる日記の上にくしゃくしゃに丸められた1枚の紙が広げられ、その上に涙がいくつも落ちて、ドラマのタイトルが浮かんでくるというもの。その後、1冊のノートに見開き2ページ分の寄せ書きが映し出される。内容はいずれも励ましのメッセージである。
エンドロールでは、教室や病院の診察室といった、放映したエピソードにまつわる風景や野の草花や空を映した写真とともに、木藤亜也の在りし日の写真が映し出される。また、第7話より、亜也が書き残した文章が原文のまま、テロップで紹介されるようになった(※第6話までは彼女が遺したノートにつづられた文章を映していただけだった)。最終回のエンドロールでは、ドラマのメインテーマにあわせて家族の近況も紹介された。
主人公・亜也の学校の合唱の課題曲として、レミオロメンの「3月9日」が使用され、同曲をオリコンチャートランク外から再びランクインさせた。同じく挿入歌の「粉雪」も最高2位を記録。
日本PTA全国協議会のアンケートで、調査対象の小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに2005年度の「子供に見せたい番組」の第1位に輝いた。オリコン集計の『2005年ドラマ満足度ランキング』では『電車男』、『ドラゴン桜』、『野ブタ。をプロデュース』をおさえて第5位に輝いた。
オフィシャルホームページには、放送中に賞賛や感謝の言葉など書き込みが多数寄せられ、回を追うごとにその数も増え続け、フジテレビ連続ドラマのホームページ史に残る投稿数となった。放送終了1年以上を経てもアクセスが途絶えることなく多くのメッセージが寄せられた。
父親役の陣内孝則や母親役の薬師丸ひろ子らベテラン陣はもちろん、ドラマ初主演となった沢尻エリカを筆頭に恋人役の錦戸亮、妹役の成海璃子、弟役の真田佑馬ら若手陣の演技力評価を(さらに)高める作品となった。特に沢尻はこのドラマで大ブレイクした。 香港では2006年10月15日から同年12月30日まで放送された。