※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
銀牙伝説ノア 最新話23話のネタバレ
「総大将の器量⑦」
タマ達を始末して麗華を手に入れようとしている赤蟻軍団の者達を相手に、オリオンは亡きシリウスと同じように話し合いで解決しようとし、自分は奥羽軍の総大将と名乗った。
しかし、今部下達を率いている小隊長の犬がオリオンの言葉を無視して襲い掛かった。
(兄貴……オレの話し方は相手を怒らせるらしい……相手とどう接すれば話し合いができるのかオレには解らない…)
とオリオンは思いながら小隊長の犬の攻撃を跳躍して回避した。
並みの跳躍力では無かったので小隊長の犬も、その部下も、タマ達も驚きを隠せず、小隊長の犬は本当に犬なのかと呟いた。
改めてオリオンは自分達は争う気はないと、あくまで話し合いで解決したいと思ってここへ来たと告げる。
しかし、小隊長の犬は麗華を引き渡して忠誠を誓えば仲間にすると一方的な要求を突きつける。
オリオンはその条件を呑まず、誰でも妥協ができる提案をするように申し出る。
その間にタマ達の元に、身を潜めていた赤蟻軍団の者達が一斉に迫っていた。
「やめろ貴様ら―――ッ オレの仲間に指一本触れてもタダではおかんぞ!!タマ三郎 キン太 お前達も触れるな!みんな動くな―――っ!!」
とオリオンがこのように叫ぶと、周囲にいた者達はまるでライオンに威嚇されたネズミののように全身が縮み上がって声を出せず、動けもしなかった。
小隊長はかなりオリオンを警戒して何も言わず、要求がないと悟ったオリオンは背を向けて去ろうとしていた。
その光景を見ていた小隊長は自分はボスに麗華を届けるのが目的だから、彼女さえ置いて行けば見逃してやると言う彼なりの譲渡を示した。
しかし、オリオンは麗華を渡すつもりがなく、しかも小隊長の自分達だけに有利な提案にカチンと来ていた。
そして自分にはシリウスのような生き方は真似できないと、こんなものを相手にどう話し合いをしろというんだと思いながらタマ達の元へと向かう。
何も言わないということは要求を受け入れたのだと判断した小隊長は、タマ達の傍にいる者達に動くなと指示した。
タマ達の元に戻ったオリオンは道理も道徳も解らない者と話し合いは無理だと、力で抑えるしかないと言い、タマとキンも同意する。
しかし、それでもオリオンの頭の中でシリウスの説得するんだという声が流れる。
そして小隊長と彼の周囲にいる犬達が一斉に攻めかかり、タマは迎え撃とうとしていた。
彼の牙があと少しで小隊長を捉えようとしていたが、オリオンが彼の尻尾を掴んで止めると思いっきり持ち上げて地面に叩きつける。
この光景を見ていた小隊長は本当に奥羽軍の総大将なのかと思い始めていた。
タマはもう自分達に選択肢はないと叫ぶと、オリオンの脳裏にまたシリウスの声が聞こえたのでオリオンはうるさいと叫んだ。
何が何だか分からないタマ達を尻目に、オリオンは自分の体にシリウスを取り込んでいた。
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銀牙伝説ノア 最新話23話の感想
オリオンが放った全体を黙らせるほどの強い咆哮は間違いなく奥羽軍の総大将だなと感じましたね。
過去に曽祖父のリキ、祖父の銀、父のウィードと総大将となったものはただの咆哮だけで相手を威圧させるくらいは出来ますので、オリオンもそこまでの貫録をつけたんだなと思いました。
それに普段なら力で解決しようとするもシリウスの声で思いとどまったり、何とか話し合いで解決しようと粘ったりするなどの成長がみられましたね。
次回は改めて話し合いをするのではないかと思われます。
今回の話の最後でオリオンはシリウスを自分の中に取り込んだせいか、表情に冷静さが戻ったように見えましたので、話し合いをするのではないかと思われます。
小隊長のほうもオリオンの力を見て、本当に奥羽軍の総大将ではないかと思い始めたみたいなので、さっきよりはいい条件をオリオンが引き出せるのではないでしょうか。
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銀牙伝説ノア 最新話24話ネタバレと感想
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