「イノサン musicale」記者会見が2019年6月24日、都内にて開催され、宮本亜門(演出)、横内謙介(脚本)、MIYAVI(楽曲提供)、深沢桂子(音楽監督)、古屋敬多(Lead):シャルル-アンリ・サンソン役、梶裕貴:アラン・ベルナール役(Wキャスト)、武田航平:アラン・ベルナール役(Wキャスト)、太田基裕:ルイ-オーギュスト(ルイ16世)役、浅野ゆう子:アンヌ-マルト役が出席した。
同作は、集英社「ヤングジャンプ」「グランドジャンプ」の人気連載作品「イノサン」「イノサンRouge」を、横内謙介脚本、宮本亜門演出にて上演するミュージカル作品。タイトルの「イノサン」とは、フランス語のInnocent(イノサン)、英語のInnocent(イノセント)を意味する。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)2013年9号より連載2015年20号まで連載され、現在は、続編『イノサン Rouge(ルージュ)』を『グランドジャンプ』にて連載中。
18世紀フランスにて国王ルイ十六世の斬首刑の指揮を執った実在の死刑執行人「シャルル-アンリ・サンソン」とその妹「マリー-ジョセフ・サンソン」を主人公としている。「処刑」というセンセーショナルな内容を芸術的に描く作品として国内外で高く評価されており、第17回、第21回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出。2017年には「ルーヴル美術館特別展」に出展。
【「イノサンmusicale」公演概要】
東京公演:2019年11月29日~12月10日/ヒューリックホール東京
パリ公演:2020年2月
原作:坂本眞一(集英社グランドジャンプ)
脚本:横内謙介
演出:宮本亜門
企画・運営 :Jnapi L.L.C.
出演:
中島美嘉 マリー-ジョセフ・サンソン
古屋敬多(Lead) シャルル-アンリ・サンソン
梶裕貴/武田航平 アラン・ベルナール
小南満佑子 マリー-アントワネット(フランス王妃)
荒牧慶彦 ジャック
鍵本輝(Lead) ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
多和田任益 オリビエ・ルシャール
貴城けい デュ・バリー(マリー-ジャンヌ・ベキュー)
前山剛久 アンドレ・ルグリ
佐々木崇 トーマス-アーサー・グリファン
林明寛 ド・リュクセ
太田基裕 ルイ-オーギュスト(フランス国王ルイ16世)
浅野ゆう子 アンヌ-マルト
概要:
舞台は18世紀パリ、そしてベルサイユ
「絶対王政」の時代、王を頂点とした身分制度により世は統べられ、「血筋=生まれ」で人々の一生は運命づけられていた。
主人公シャルル-アンリ・サンソンは、代々に渡ってバリの死刑執行人を務めるサンソン家四代目当主として生まれる。
死刑執行人は、国王直々に任命される「正義の番人」。だが、残酷な処刑を担うことで世間からは「死神」とも呼ばれる、十字架を背負う職業。
主人公シャルルは、その職を継ぐことに苦悩しながらも、遥かな理想を胸に、死刑執行人を務め上げることを誓う。
そしてもう一人の主人公はサンソン家次女マリー-ジョセフ・サンソン。 彼女は死刑執行人として天賦の才を持つ女。幼き頃から死刑執行人になることに憧れ、ベルサイユ宮廷の死刑執行人である“プレヴォテ・ド・ロテル”の職を勝ち取る。
壮麗なる宮殿、麗しき人々の服飾、美術…。人類の創造しためくるめく美の都と、背中合わせの危うき「死」の世界で、謳歌される人間たちの賛歌
過酷な運命に気高く立ち向かう、フランス革命の”純真”を描破する、歴史大河が開幕する――!
公式HP https://jnapi.jp/stage/innocent/index.html
(C)Jnapi (C)坂本眞一/集英社