2017年1月24日
【無料記事】脱北者が「亡命政権」発足で「顧問」は金正男氏!?
アメリカや韓国在住の、かつての北朝鮮政権幹部ら「脱北エリート層」が中心となり、ワシントンに本部を置く北朝鮮亡命政権が発足するという。
しかも亡命政権の最高顧問に金正男氏を擁立するという驚くべき情報だ。
金正日氏といえば、故金正日・朝鮮労働党総書記の長男だ。しかし、それ以上に我々日本人にとっては2001年に「金正男と見られる男性」が成田空港で入管に拘束された事件が強烈な印象を残した。
報道の通り、金正恩体制は激動が続いており、高官の亡命も頻発している。金正恩・党委員長の求心力が著しく低下していることを見越し、亡命政権発足で「北朝鮮の民主的政権」が構築されつつあることを、大々的に宣伝するのが狙いのようだ。
■―――――――――――――――――――― 【写真】『父・金正日と私 金正男独占告白』(五味洋治著・文藝春秋)Amazon販売ページより
(https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4163751904/ex-news-22/)
■――――――――――――――――――――
ニュースソースは北京の外交筋。関係者によると、亡命政権樹立の計画は、ワシントン在住の脱北者グループのリーダーで、金正恩氏の秘密資金を管理する労働党『三九号室』最高幹部の1人だった人物「X氏」が主導的な役割を果たしているという。