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日本映画界を牽引する石井裕也監督のオリジナル脚本による最新作『生きちゃった』の公開日が10月3日に決定。あわせて、特報映像が解禁となった。
主演を務めるのは、『町田くんの世界』に続いての石井組となる仲野太賀。共演には、本作で女優として新たなステージへと覚醒した大島優子、『葛城事件』や『愛がなんだ』『街の上で』などに出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力を持つ若葉竜也が名を連ねる。
本作は、幼馴染みの山田厚久(仲野太賀)と奈津美(大島優子)、そして武田(若葉竜也)の三人の幼馴染の物語。いつも一緒に青春を過ごしていた3人。30歳になった現在、厚久と奈津美は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日…。厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく…。
今回新たに出演が発表されたのは、パク・ジョンボム、毎熊克哉、太田結乃、柳生みゆ、芹澤興人、北村有起哉、原日出子、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、嶋田久作。
パク・ジョンボムは、仲野演じる厚久の兄・山田透(とおる)役。『ケンとカズ』(15)で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞や第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞し、その後、『万引き家族』『空飛ぶタイヤ』などの話題作からインディペンデント作品まで幅広い映画作品に出演し、NHK連続テレビ小説『まんぷく』などでも脚光を浴びた毎熊克哉は、大島演じる奈津美の不倫相手・洋介役を演じている。本作が映画初出演となる太田結乃は、厚久と奈津美の娘・山田鈴役を。10歳の時に主演を務めた日本とイランの合作映画『風の絨毯』(03年)以降、数々の映画・テレビドラマに出演する柳生みゆは厚久の元恋人・飯村早智子役を演じている。