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神緒ゆいは髪を結い 20話のネタバレ
「鍵斗は色々考えている→結果」
(自分を捨てる必要なんてねーよ な…オレがいるんだからよ…)
と白いゆいは授業中に鍵斗の言葉を思い出していた。
その時の鍵斗はかっこいいなと思っていたが、それは自分が怯え過ぎていたせいかもとも感じていた。
そんな白いゆいの元に矢ぶみ風ドローンがやって来て、白いゆいは文を見るとその文は鍵斗が書いたもので、中庭に一人で来るようにと書かれていた。
中庭では鍵斗は一人ベンチを使って腕立て伏せをしながら、白いゆいを待っていた。
やがて白いゆいが自分の元にやって来て、誰にも見られなかったことを確認した鍵斗は頼むがあると口にする。
白いゆいはこんな改まって何を言うのかと思い、内心ドキドキしていた。
そしたら急に四方八方に檻が落下してきて白いゆいと鍵斗はその中に閉じ込められた状態になっていた。
辺りをキョロキョロしていた白いゆいは、鍵斗にこれはどういうことなのかと口にする。
そしたら鍵斗は…。
「すまねぇゆい…ちょっと…黒ゆいになってくれないか…」
と提案してきたので白いゆいは変な声を上げてしまい、鍵斗は黒いゆいにどうしても聴きたいことがあるんだと言って頼む。
「い……いいですけどぉ………あれだけ黒になる必要はないって言ったのに……」
と白いゆいは僅かに顔を赤くして顔を背けながら言う。
鍵斗は昨日自分が言った言葉に嘘偽りはないが、前回の炎火のようにお礼参りに来た際、対応出来なければ守れないので黒いゆいから話を聞きたいんだと言う。
因みに炎火はかなり無口になってしまったので、事情を聞けるのは黒いゆいしかいない状況だった。
拝み頼んでくる鍵斗に対して白いゆいはいいけど暴れる可能性はあると言うが、それも覚悟の上だと言う鍵斗。
そんな中、マジックハンド付きのドローンがやって来ると白いゆいの両腕を抑えた。
因みにこのドローンも、檻も鍵斗の執事を務めている高柳の仕業だが、鍵斗は檻の事は自分がするように言っていたが、ドローンは高柳の独断で飛ばされたので鍵斗は驚く。
そして鍵斗は何度も確認しながら、白いゆいは鎖を解くと黒いゆいの姿になった。
結構久しぶりの登場だったので鍵斗は久しぶりと声をかけるが…。
「てめ―――やりすぎなんだよコラァアアア」
と早速、黒いゆいに蹴られた鍵斗だったがそれでも怯むことなく、蟲狩りとは何だ等を聞いていくが黒いゆいは鍵斗に言っても仕方ないと言うと。
「女にたかる悪い虫は払えても…本物の蟲はお前には手に余るぜ…」
と黒いゆいは言うと、自分には蟲が寄って来るから不良に勝てるくらいの実力しかない鍵斗じゃ守れないと、白いゆいは自分にしか守れないと口にする。
鍵斗は以前炎火に勝ったのだから大丈夫だと言い返すが、黒いゆいは炎火は自分の中ではランクD程度の実力で、これから来る奴は自分でも苦戦する相手もいると告げるのだった。
その頃、東海地方にある病院では寝たきり状態の老人に、スケバン姿の女性がヴァイオリンを手にして演奏をすると、老人は静かにあの世に逝くのだった。
「ありがとうアヤ子……」
と女性・アヤ子に医者は声をかけ、アヤ子はその医者をお兄様と呼ぶと、自分は自らに与えられた力が魂浄の助けになるのなら自分も救われると言って何処かに行こうとする。
その様子から兄は、あの少女と決着を着ける気なのかと聞くと、静岡県のヴァイオリンスケバンである橘城アヤ子はあの少女の魂を魂浄するのが自分の使命だと言うのだった。
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神緒ゆいは髪を結い 20話の感想
炎火に続いて新たなスケバンが登場しましたね。
彼女はヴァイオリンスケバンなので、音楽を聴かせた相手を心地よい気持ちにさせて倒すという戦法かもしれませんね。
多分、彼女は黒いゆいを狙っていると思われますが今のゆいは白いゆいなので、もし白いゆいと会った時、どんな反応をするのか楽しみです!
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