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凪のお暇 5巻のネタバレ
前回までのあらすじ
母から先祖伝来のぬか床の生存チェックに右往左往、なんとか慎二のところに押しかけ、ぬか床復活を成功させほっと一息の凪だった。
25話 「凪、漬ける」
ぬか床騒動で、母の言動に強く左右されてしまったことに気付かされる凪。 そのぬか漬けを隣室のうらら親子にふるまい、自転車旅行で変わったつもりだったが、実家の呪縛から開放されていない事情を伝える。うららママはそんな凪をドライブに誘い、3人はドライブに出かける。運転を代わらされた凪は、最初は普段と違う景色に焦りまくりながら、普段使わない脳を使う感覚に楽しさを覚える。
お弁当にうらら家族とドライブにおすすめの棒状のおにぎり「ぼにぎり」を食べながら、うららママの「選択肢が増えると、万能感で胸が沸きませんか?」という言葉に「やらない理由を探してる自分」に気付かされる。そして「新しいやりかたで、とにかく思いのままに」と思いを新たに強くする。
帰り道に母との決戦に備えて決意も新たにぬかを購入した凪は、部屋の前でゴンちゃんにばったり、「見たら駄目になる」と挨拶もそうそうに部屋に逃げ込む凪は、決戦に備え、脳内の母と戦いながら、自分だけのやり方でぬか漬けを仕込み始める。
一方ゴンちゃんは凪との遭遇中にめずらしく自分が緊張していたことにとまどう。
そこに、自転車で海へ行った際に助けられたスナックから、ボーイとしての誘いの電話に、断りそうになる凪だが、新しい自分を想像して、胸が沸き、「でも、やってみたい」とOKを出す。
26話 「凪、投げる」
スナック「バブル」でボーイとしてデビューした凪。ボーイ以外の仕事でも役に立とうとするが、会話が続かず、客を楽しませることができない自分を他人と比較して悔やみ、話し上手の慎二の顔を思い浮かべ、なんだか嫌な気持ちになる。
その頃慎二は、大阪から転属してきたサラサラ髪美人の市川円と取引先まわり。会話のキャッチボールが上手な円に感心、「顔もかわいいし、一緒にいて楽」「どっかのバカとは大違いだ」と凪への思いを断ち切るべく、円をさそい食事にむかう。
会話に悩んだ凪が疑問をいだきながらも、図書館で借りたノウハウ本で会話を研究、ママに「接客でもお客を楽しませたい」と事情を話すも「あんたは人に興味がないのかと思っていたよ」と言われて大ショック。無意識に興味ない人との会話を止めていた自分に気がつく一方で、そんな自分と会話を途切れさせること無く続けていた、慎二の凄さを認めてしまい独り悔しがる。
しかしその反省のかいもあり、常連さんたちとそこそこの会話ができてゆく。ママは凪の完璧なボーイとしての仕事ぶりを実は高く評価おり、その自己評価の低さを内心すこし不憫に思うのだった。
27話 「凪、自覚する②」
うららママがカスタムした時計、うららちゃんは時計の中のたくさんの歯車が噛み合って動いている様や、歯車の美しさに感動する。
その凪もお店を”潤滑に回す”歯車の一つとして、うまく回りははじめる。凪は苦手な新規の常連さん桃園のひどい”いじり”に傷つく、桃園たちは悪びれずお店を貶して笑い、優越感にひたる、その様子にお店の歯車の動きがざらつきはじめる。凪は桃園に、ふと慎二の影をみるが、さらに他人を大声で罵倒して盛り上がるさまをみて、慎二はいっさい人の悪口を言わなかったことに気がつく。
一方取引先との電話を終えた慎二は隣りにいた円に、大手の取引先の重役の地元にサシ飲みに誘われたことを報告。円は懐に入り込むその手腕に感動を隠しもせず喜び、応援するのだった。円がいないところで女子社員たちの悪評を聴かされる慎二は、悪口を嫌がり実績を評価。慎二を尊敬する後輩はその様子に感動しつつ、普段非生産的な悪口を言わない慎二が”彼女”の話になった際にペラペラと悪口をはじめたことを思い出し、さらに”誰か”の話題で”ガキのように”怒り出したことを思い出す。
店ではその後もその桃園たちは他の常連さんを悪いじりし、ぎくしゃくする店内。凪へも悪絡み無茶振りされ非難されるけど、それほど心に響かずなんとも思わない。逆に同じ言葉が慎二から出たときのショックを思い出し、彼への思いをあらためて自覚してしまう。
そこに実は大手取引先の重役でもある常連さんに誘われた慎二がやってくる。
28話 「凪、告る」
凪が仕込んだお通しの小鉢に思わず感動した慎二。
二人は初対面をよそおうも、機を見て「凪は自分にも人にも潔癖だから、水商売にむいていない」と慎二に言い当てられ愕然とする凪。
そして悪口の多い常連さんがギクシャクさせた店内を見かねて、巧みな話術でまとめ上げ盛り上げる慎二。もっとも意地悪だった桃園でさえこころを開かせるその姿を見た凪は、自分がいかに上辺だけで人と接してきたかに気付かされる。
二人になった際に、凪は慎二に「この店で折に触れてあなたを思い出していた。私はあなたのことを本当はずっとどこか“尊敬”していた」と告白。
そんな告白にスカされた慎二は怒りに任せて、「胸をわしづかみ!」にという暴挙に出る。凪のビンタを防ぐも乱入したママからキック指導をくらい吹っ飛ぶ。そしてそれでもそんな慎二に感心する上機嫌な重役と、店内はカオス状態に。
29話 「凪、女子会をする」
重役と共に店を去った慎二。凪は「最低、最低」と唱えながらなんとか業務をこなす。そこにスタッフのロンとジェーンが凪の家に半ば強引に押しかけ、女子会がはじまる。
外国からそれぞれの事情で出稼ぎに来ている二人と、即席こたつで凪も自分の身の上話を自虐的に紹介。ところが「よくある地味な話」のつもりが、二人の反応は全肯定。凪は都心OL時代の厳しいチェックのような殺伐とした女子会と比較し、その輪に入れなかった自分を回想する。凪のことを「自己評価の水準値が高すぎる」「ストイックだ」という二人に、自分のせいだけじゃない、周囲の環境も良くなかったと思い直す凪。
そして男の話になり慎二との様子を怪しんだ二人に、彼は体目当ての最低な男だと訴える凪。そして風俗での行為と自分との行為のコスパ比較を算出した結果を絶望の表情で提示する凪。これを爆笑された凪は笑い飛ばしてもらえた喜びに涙ぐみながらベランダに逃げ出し、しみじみと今の店で働けたことの幸せを感じる。
そこに慌ててベランダに出てきたっぽい隣のゴンちゃんがおでこを手すりにぶつけながら登場。「あっ、凪ちゃん、久しぶりだね、女子会?」「はいそうです、女子会」と最高にうれしそうな笑顔で早々に部屋に入る凪。残されたゴンちゃんはふと覚えた胸の痛みに戸惑う。
30話 「凪、露しらず」
時は少し戻って、慎二の在籍する営業部に大阪から転属になった美人の円。 「連ドラのヒロインはこんなにかわいい顔をしてるのに!世界に許されててすごい!」
となぜか羨望の眼差しで彼女の朝ははじまる。
凪はうららママに運転指導してもらいながらドライブ。運転の楽しさと、見える景色の違い、その万能感にうきうき。
美人の円は出社すると部長に褒められ、「かわいいから」と頭を撫でられてしまう。油断をくいる円に優しく声を掛けランチに誘う先輩女子社員。そしてそれを喜んでOKする円であった。しかしこの先輩女子、部長に円と比較されて注意を受け、最悪の空気になった職場に慎二が登場し、器用に場を和ませる。
ランチのあとのお茶タイム。先輩女子たちと過ごす円はカワイイとチヤホヤ。部長の頭ナデ事件について、怒りを見せる先輩たちをなだめるが、怒りの矛先を向けられる。先輩たちを上手にホメることで切り抜けるも、ついには「八方美人?」と言われる。
実は円のもう一つのあだ名は「職場クラッシャー」、彼女が関わるコミュニティは、男女ともにギスギスして崩壊する。心機一転新しい職場は失敗をしないように慎重に振る舞うとあらためて決意する。
取引先で契約が取れたと喜ぶ円に、「うちの社長メンクイで」と耳打ちする若手社員。さらに以前の職場の同僚にバッタリ会い、過去のことを散々に罵倒される。散々な目にあいながら、とにかく前向きに仕事のことだけ考えようと、職場にもどった円は、慎二が大手の重役攻略に成功しつつあることを聞き、つい興奮してしまうが、それを女子社員に陰でからかわれ、男子社員には「八方美人で、思わせぶり」と言われてしまう。慎二へも悪口を告げられるが「実績で評価する」と生産性のない悪口を批判する姿に救われる。
雨のため二人ででかけたタクシーの車内、「思わせぶりで八方美人ってどうですか?」とたずねる円は、「八方ブスより良くね?」と切り捨てる慎二に、恋してる自分を意識した。
一方、うららママとドライブの凪はそんな二人のタクシーとすれ違いながら、激しくなる雨に「嵐の予感」を感じるのであった。
番外編1
手作りのファー小物のDIYのお話。
番外編2
凪と慎二がまだ付き合ってた頃、名前呼びを迫る慎二に重圧を感じ、焦り失敗をし、あきれられたことに絶望する凪。実は慎二はそんな凪のカワイイ姿に萌えまくっていたのであった。
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凪のお暇 5巻の感想と考察
感想 凪の務めるバーに慎二がやってくるという話を頂点に、前後の話と今後の展開も示唆され、凪のさらなる成長を感じさせてくれましたね。
うららママやバロンのメンバーが都心OL時代の人間関係と対象的に描かれてます。自分が変わるから周囲が変わるのか、周囲が変わるから自分が変わるのか?卵と鶏のような話ですけど、きっかけを自分で作ってるから、周囲のことに気がつけるんですよね。そして「自己評価の基準値が高すぎる」潔癖な凪が出稼ぎホステスと打ち解けて少しずつ自分を許しはじめてる姿にほっとさせられました。
一方男性陣との関係は、徐々に振り回される姿から、振り回す姿に変化していってます。これまで凪を振り回していた二人の男性が凪のことを思う姿が増えてきたのは、やっぱり凪の変化も大きいですよね。
そして慎二の本質に凪がようやく気がついてゆくさまが丁寧に描かれるんですが、いざ出会うと相変わらず噛み合わない。まあ普段から意識している人を目の前にすると、うまく行動できないことありますよね。
人同士の歯車を上手に回すのが上手い慎二と、それを知らず知らず尊敬していた凪、さらに美人ゆえの苦労が多い円も慎二に絡んできて、噛み合わない歯車たちに嵐がやってきそうですよ。
それと今回も、お役立ち知識が満載で嬉しかったですね。 「ぼにぎり」や「ポテチ入りポテサラ」など普段接してる素材が、たったの一工夫でこんなにも満足度があがるのかといつも感動してしまいます。
”デキル子”凪の何げな仕事スキルの高さも紹介されてましたね。
考察 優れた特徴をもつ良い人たちが、優れてるがゆえに周囲の妬みに苦しむそんなテーマが込められてる巻でもありました。 嫉妬は直接的に自分に向けられても困りますが、好意を持つ人の周囲へ嫉妬し、結果まわりがギクシャクしてしまうことも多いですよね。ほとんどの場合、自分に返って来るので、嫉妬深い人たちはそういううのに慣れてしまって、ギクシャクさせないと落ち着かない。強くないと巻き込まれ同じように嫉妬深いことを受け入れてしまうか、耐えられず逃げ出してしまうのです。
そしてそんな環境への対処を熟知して、力強く実行している慎二、逃げた先で気づきを経て成長する凪の二人のメインキャラに、目の前の人にただただ誠実で優しい「嫉妬製造王子」ゴンちゃんと、おなじく本人の悪意なく周囲が自滅してゆく「傾国の嫉妬製造姫」の円、配役と舞台は揃いましたよ。
↓↓↓続きはこちら【随時更新】↓↓↓
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