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トーキョー忍スクワッド最新話8話漫画ネタバレ

2049年、東京。

政府が打ち出した「ガラパゴス改革」により、ロシア・中国・アメリカと日本を繋ぐハイパーループが開通。グローバル化を意図したその政策は東京を世界一の犯罪都市へと変えた。
犯罪率の上昇に伴い、裏社会では戦国の世から続く奴らの存在が認知され始めた。

それが―忍。

「牽制と挑発」

青眼の事務所では、南雲がモヒカン風の男性のベイに東京のパワーバランスは変わらないが、仁達には図に乗らないように威圧したほうがいいなと言う。

それを聞いていたベイも、それに同意していた。

その頃、ジムではパピヨンが忍法・糸縫術を発動させていた。

糸縫術は特殊な修行によって体内で強靭な糸を製糸する術で、パピヨンの場合は糸で服を製作から操作のプロセスを独自解釈で組成しているのだ。

この間に仁はマキを更衣室へと避難させ、南雲の部下達は一斉に襲い掛かる。

パピヨンは糸を放って部下の一人を捕え、その者を盾にして部下の攻撃を防ぐ。

「この場所のどこにっ　ブスがいんだオラァ!!」

と避難し終えた仁がこう言いながら駆けつけ、部下を殴りつけた。

そして2人はハイタッチを交わすが、仁は服がはだけてるから糸を使い過ぎるなと注意し、パピヨンは彼氏かよと素っ気なく返した。

残った部下は無茶苦茶な仁とパピヨンに恐れて逃亡しようとする。

「逃げるのか?」

と言いながら南雲が現れ、逃げ出そうとする部下を術でカチコチに凍らせた。

すぐさまベイに凍らせた部下をかき氷にするように命じた。

ベイはかつて多くの部下を酷い目に遭わせた元海兵隊の一員で、やり過ぎた事で追放されて忍となって青眼に所属し、一か月でNo.2になったのだ。

別の部下がかき氷セットが乗っている台車を引いてくると、ベイは凍らせた部下をかき氷機でかき氷にし、南雲はブルーハワイ味のシロップを添える。

パピヨンはこの状況でマキを守りながら相手は出来ないと感じており、体勢を立て直そうと仁に退くように言おうとしたが…。

「テメェ…自分の仲間に何してんだコラぁ!!」

と仲間を仲間と思わない仕打ちに仁は怒り心頭にして言い放つも、南雲は動じていなかった。

パピヨンは何とか落ち着かせようとしていると、ベイがかき氷を手にしてやってくると南雲が作ったかき氷が食べれねぇのかと仁の顔面に押し付ける。

そしたら仁はベイを殴りつけて、血を吐きながらベイは立ち上がりつつ忍法を発動させようとしていたが南雲に止められる。

南雲は仁に今回来たのは只の牽制で、仁と喧嘩したいわけではなく仕事がしたいのだと言う。

更に芸能関連の仕事をしてる青眼は目立ちたくなく、下手に暴れてショーを中止にさせたくない仁の心情も察していた。

ここでこれ以上やり合うのはリスクしかないと南雲は言うと撤退しようとする。

その際に仁達にデカイ顔をするなと釘を刺すのだった。

ホテルへと戻り、マキを寝かせた仁とパピヨンは今後の事を話し合っていた。

仁は一旦マキを特例として自分の事務所(アジト)に匿って南雲達を潰そうとしており、パピヨンは百歩譲っていいとしても、マキが応じるとは思えなかった。

仁は器具とかプロティンでも用意すればいいと言いつつ、今後は外には絶対出さないと言うのだった。

そのマキは起きており、外を見ながら今日まで忍という者を理解してなかったと思っており、水谷が言っていた事もあながち嘘じゃなかったのだと感じていた。

そんなマキの元に飛行物体が迫ってきて、建物の壁に光を当てる。

当てられた壁にはこの住所に一人で来いと書かれており、続けて映像が現れて監禁されているであろうボロボロの水谷の姿が映し出され、マキは思わず手で口を覆った。

そしてマキがいる部屋には、彼女の存在はいなかった。

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