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キャプテン翼ライジングサン 92話のネタバレ
「トリックプレー」
日本のフリーキックで翼と日向が同時に走り出し、壁を作ったドイツチームは動揺し、他の者達も誰が蹴るんだと思っていた。
ボールへ辿り着くと2人は同時に足を振り上げてツインシュートを撃とうとしていた。
しかし、日向は途中でやめて翼だけが蹴ったがそれはシュートではなくドイツチームの前にいる松山へのパスだった。
松山は少し前に出るとこちらに向かってくる翼に向けてボールを落とした。
なのでよりゴールに近づけて翼がシュートを撃つという作戦ではないかと思ったのかドイツチームはシュートをブロックしようとしていた。
しかし、翼はシュートを撃つことスルーしたことにドイツチームは驚く。
翼は囮で本命は日向だった。
これはドイツチームが作った壁を崩すために翼達が練ったトリックプレーだった。
シュートを撃つ態勢の日向は乱れたドイツチームの壁の隙間を狙っていた。
「ここだァ!!くらえ 俺のワイルドタイガーショットォ!!」
日向が蹴ったワイルドタイガーショットがドイツチームの壁の隙間を撃ち抜いて行き、ゴールへと一直線に向かった。
対してGKのミューラーは向かってくるシュートを右腕の指先でシュートを弾く事に成功した。
(助かったシュートコースが右で…拳で固められている指が伸び切らない左腕の方向だったら決められていた)
と内心思っているミューラーだったが日向のシュートの威力が凄かったので完全に弾かれてなかった。
弾かれたボールはゴールポストに向かい、ゴールポストとゴールバーに弾かれて宙へと飛んだ。
だがボールに反応していた途中出場の新田はゴールポストを利用する若堂流・三角飛びで宙へと飛ぶ。
そして身体を目一杯捻って上空高くから叩きつけるオーバーヘッド気味の隼ボレーシュートが放たれる。
吉良監督は新田の持ち味であるゴール前の詰めが披露されたので新田の交代出場は正解だった言う。
しかし、ミューラーは至近距離で蹴り出された新田のシュートを体を張って止め、こぼれないように右手で押さえた。
しかもギリギリゴールを割ってなかったので内心ホッとするミューラー。
すかさずミューラーは思いっきりボールを投げるとそれに反応してドイツチームが一斉にボールへと向かう。
ボールをキープしたシュナイダーはシェスター、マーガスと共に守備が手薄になった日本陣内に攻め上がる。
三杉の指示で葵がシュナイダーの元に向かうが無理する事無く右サイドにいるマーガスにパスを出した。
すかさず葵は直角にターンしてマーガスを追う。
試合終盤なのに全く息切れする事無く走る葵に内心驚くマーガス。
そしてマーガスが葵に気を取られている隙に詰めた早田が得意技のカミソリタックルを繰り出してボールを蹴り出した。
チームの窮地を救うプレーにDF陣はナイスだと褒めるのだった。
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翼達が考えたトリックプレーも、新田の隼ボレーシュートもミューラーに全て阻止されてしまいました。
結構いい攻めだと思いましたが、流石にドイツ相手では中々厳しいみたいですね。
そしてマーガスが葵に目を向けている隙にカミソリタックルを仕掛けた早田はナイスプレーと思いました。
普通だったら避けられる可能性がありましたがマーガスの周囲を見て、仕掛けたところが尚いいと思いました。
とはいえ、普通なら何の問題もないのですがここまでドイツチームが意図的にファウルになるようなプレーをしていました。
それによって審判から厳重注意を受け、また同じプレーをしたらレッドカードを掲示すると審判は言っていましたし、日本チームも例外ではないと思います。
そしてスライディングタックルはファウルになる確率が高い技です、故意じゃないとはいえ下手すればレッドカードを取られてしまう可能性が高いと思われます。
なのでそのような事が起こらないようにと思っています。
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