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赤髪の白雪姫漫画108話のネタバレ

フォスティリアスを広める旅に出た三人。
ある朝、リュウは鏡を見て、慣れないと呟いていました。

「……あれ？えっ！？」
一方で白雪は荷物を確認していて驚いていました。が、オビ達が迎えに来て、何事もなかったように出立します。

「その髪、すごく似合っていますね、リュウ」
リュウは長かった前髪をばっさり切っていました。

そしてオリオルドの関所に辿り着きました。関所では赤髪の娘が来ていると早くも噂になっています。対応した兵士は戸惑います。「宮廷薬剤師…様が団長にご用なのですか？」「はい、ですが、リリアス学問街、薬学の館研究員の代表として来ていますので、そのようにお伝え下さい」

植物を植える許可をという白雪に初めての用件なので通るかわからないと兵士。

兵士はオビに見覚えがあると言います。護衛の者です、と身分証を見せると、兵士はびっくりしてウィラント城に着任したゼンへお祝い申し上げますと頭を下げました。

しばらく待つと明後日の夜、団長が会うと返事が返って来ました。

団長との対面を取りつけた白雪は「ありがとうございます、騎士様」とオビに礼を言います。「団長さんが身分証と用件のどっちに反応したにせよ、この後は二人の仕事だ、頑張ってね」「うん」

白雪はリュウに嬉しそうに目配せします。

夜、二人きりになったリュウはオビさんは本当に白雪さんの護衛なんだねと改めて認識していました。二人が話していると隣室の白雪がコンコンとノックします。リュウはおどおどしながらもノックを返します。
おやすみなさい、と言った白雪でしたが、自分の荷物を見てため息をつきしょげています。

翌日、街に出た三人。オビは白雪が櫛屋を気にしていたと指摘します。そこで髪飾りを忘れてきてしまったと白雪は白状します。昔、オビがくれた髪飾りです。昼食を食べていたリュウは白雪に内緒で髪飾りを買おうと口を開きますがうまくいきません。察した白雪は遠慮しますが、切り替えも大事だと言われ素直に好意に甘えることにしました。

寝る前になって、わざわざオビ達の部屋に訪ねた白雪は新しい髪飾りを手にありがとうと言って嬉しそうにします。

そして団長と対面です。団長はカミラギ・カディフと名乗りました。「なかなか興味を引く内容だ。とは思うがねーーーーーー…

難しいところだろうよ」

理由を尋ねるとベルガット家の一件があると言います。まだ新当主は統率が取れておらず、不安定な状態だそうです。「すまんが君達の申し出はーーーー… 一度ルギリア様のご判断を仰ぐことになるなーーーーどうする？リリアスの薬学者よ」

カミラギは挑発するように白雪たちを見ました。

部屋に戻った白雪たちはどうするか悩みます。「どんな人なんだろう、植物に興味のある人だったらいいけど」

リュウの言葉に考える白雪。

そもそもルギリア家とはベルガット家に並ぶウィラントの有力諸侯の一角を占めるほどの家です。

「ーー植物がお好きかどうか、直接尋ねに行きましょうか。

エイセツ・ルギリア様に」