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ふたりの太星 4話の漫画ネタバレ
「フガ」
「天童突き落したの羽賀らしいぜ」
「えっ?マジで!?」
「マジマジ」
「ほらあの日 天童にボロ負けしただろ」
「あの1分で負けた奴か その腹いせで階段から突き落したって?」
「そうそう病院に連絡したの羽賀」
「流石にヤベエって思ったんじゃね」
と会場でそんな噂が飛び交う中、羽賀はそれは違うと心の中で否定していた。
本当は太の肩を掴んで引き留めようとしたのだが彼が勝手に落ちたと思い込みたいだけで実際はどうなのかは覚えていなかった。
自分じゃ何が真実か分からないから太が知っていると思っている矢先、会場にやって来た星がやって来る。
突然現れたせいで羽賀は思わずフガフガ言うが、星は怪しい奴だと感じてさっさと行ってしまい、羽賀は一抹の寂しさを感じていた。
そして目の前に大勢のプロ棋士を目指している者達がいたので星は太が戻るまで居場所は自分が守ると改めて心に決めると。
「おいお前ら!今年のプロ試験は諦めな!!なんせガチンコ天才天童太星が来ちまったからよぉ!!」
と挑発めいた発言をし、これを聞いた者達は苛立つ者、いつもと性格が違うと感じる者等に分かれていた。
星は自らを追い込むのが自分のスタイルなので特に彼らの言葉は気にしていなかった。
そしてここまでの試合の影響は星は特別扱いされず、他の者達が大勢いる大部屋で試合をすることになったが星は全く気にしておらず、逆に今まで指せる奴がいなかったから不思議な世界だと感じていた。
辺りをウロウロしているとおじさんに対局相手は自分だと声を掛けられ、星はよろしくと言って座り、自分を舐めていたら痛い目見ると言う。
対しておじさんははいと返事をするが。
(知ってるっつーの!見た目は子供 頭脳は大人のくせによー!!26歳最後の三段リーグなのになんでこいつと当たるんだちくしょー!!)
そして審判らしい人が来たと同時に対局が始まった。
(…太以外の奴と指すのは初めてだぜ…何てことねーよ!お前に比べりゃどいつも赤ちゃんみたいなもんだぜ!待ってろ太!次は俺の一歩だ―――)
と若干緊張しながらも星は対局に臨むだった。
そして三時間後、おじさんは口元に手を当てながら震え、星は口から魂が出ている状態にあり、立ち上がるとフラフラとしながら部屋から去った。
結果は星の負けで近くで試合をしていてそれを終えた羽賀は驚いていた。
星とおじさんが対局をした将棋の盤面を他の者達が見ているとおかしいと、手順が全く読めないと評していた。
なのでおじさんこと根岸にどんな感じだったのかと聞くと彼は星は何十年何百年後の将棋を指していると、自分は受けに回っていたら何時の間に勝っていたと言う。
羽賀も盤面を見てみるとあの時と同じように駒が光っていたのに気づくが根岸は誰にも教えないと言って盤面を隠す。
そして星は会場を出ており、いい手を思いつき過ぎて時間が足りなかったと思っていたがそれは言い訳に過ぎないと、勝たないといけないとも思っていた。
そんな星の元に羽賀がやって来て、今回負けた原因は自分が突き落としたからだろと言い、星はえっと言う。
その頃、ある建物の部屋にいる者に太星が負けたと電話で知るがその子は自分の太星ではないと言い放つ。
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星は負けてしまいましたがそれは星が太以外の相手の将棋の指し方を知るいい機会になったのではないかと思います。
次がある時は必ず勝ってくれるのではないかと思います。
最後に登場した人物は恐らく太と星の父親なのではないかと思います。
今回の試合の棋譜を見て、将棋を指していたのは太ではなく星なのだと気づいたのでしょうね。
話から察すると太の方が自分の子で星の方は自分の子ではないと言っている感じがしました。
恐らく星は太のような将棋を指さないのと、太のようないい子ではないからじゃないかと思います。
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